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メールマガジン 第97号 令和3年7月30日

高障求メールマガジン

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のホームページはこちら

 こんにちは。みなさまは「ハロートレーニング(離職者訓練)」をご存じですか?
 当機構が全国46道府県に設置している職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)において、離職された方が早期に再就職するために必要な技能・知識を習得できるよう、“ものづくり分野”を中心としたハロートレーニングを実施しています。
 今号の特集では、第4次産業革命の進展に対応したハロートレーニングコースをご紹介します。

イベント開催予定等

 

今月の特集

[求]
「第4次産業革命の進展に対応したハロートレーニング(離職者訓練)コース」の受講者が増えています!

注目のトピックス

【受講者募集!】

[障]
職業リハビリテーションに関する研修のご案内
・訪問型・企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)支援スキル向上研修
・訪問型・企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修

【お知らせ】

[共]
メールマガジン読者アンケート実施中!
~みなさまからのご意見をお待ちしています!~

刊行物の紹介

[障]
就業支援担当者必携!!「就業支援ハンドブック」のご案内

マイエリア情報

 
当機構の各地域の情報をご案内します

機構の出版物

[高]
エルダー7月号
[障]
働く広場7月号

お知らせ

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機構ホームページ新着情報
[共]
調達関係(入札等)情報

関連情報

中央職業能力開発協会(JAVADA)からのお知らせ

[高] 高年齢者雇用支援関係記事
[障] 障害者雇用支援関係記事
[求] 求職者などに対する職業能力開発関係記事
[共] 各業務に共通して関係する記事

今月の特集

 「第4次産業革命(※1)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。ものづくりにおいても、いままで人が行っていた作業をIoT(※2)デバイスを搭載した機器に置き換え、生産性向上やコスト削減を図る企業が増えてきています。
 当機構のポリテクセンターで実施しているハロートレーニング(離職者訓練)においてもIoT技術などの第4次産業革命の進展に対応したコースを実施しています。受講者数は年々増加傾向にあり、注目度は高まっているといえるでしょう。

※1 第4次産業革命:IoTやAI(人工知能)、ビッグデータなどを用いた技術革新のこと

※2 IoT(Internet of Things):さまざまなモノがインターネットにつながること

ハロートレーニング(離職者訓練)

 当機構では、おもに雇用保険を受給されている求職者の方を対象として、標準6カ月間のハロートレーニング(離職者訓練)を行っています。
 離職された方が早期に再就職するために必要な技能・知識を習得できるよう、全国のポリテクセンターにおいて、機械系、電気・電子系、居住系などの“ものづくり分野”を中心とした訓練を実施しています。

第4次産業革命の進展に対応したハロートレーニング
(離職者訓練)コース

 当機構では、全国にあるポリテクセンターのうち23施設で第4次産業革命の進展に対応した離職者訓練コースとして、令和3年度から「スマート生産サポート科」と「IoTシステム技術科」の2種類のコースを実施しています。

<スマート生産サポート科>
 工場の生産ラインの稼働状況などをICT(情報通信技術)により「見える化」する生産支援システムの保守や管理ができることを目ざし、パソコンやタブレットなどの情報端末用アプリケーションの開発、ネットワーク化した生産設備機器から得られる情報に応じた制御ができる技能・技術を学びます。

○訓練風景
(タブレットを用いた生産システム制御)
○訓練課題
(生産ライン制御システムの構築)

<IoTシステム技術科>
 生産現場の「省人化・自動化」により生産性の向上を図るため、生産設備情報の自動収集・分析および設備の状態に応じた遠隔制御を実現する生産システムの保守や管理ができることを目ざし、センサ技術、インターネットなどの通信技術、データベース技術、AIやプログラミング技術を学びます。

○訓練風景
(LANネットワークの設計・構築)
○訓練課題
(気温、湿度、気圧データの収集システム構築)

修了者・企業の声

 第4次産業革命の進展に対応したハロートレーニング(離職者訓練)コースを経て就職し、現在職場で活躍されている修了者と採用した企業の方の声をご紹介します。

スマート生産サポート科(企業実習付き) ポリテクセンター栃木

修了者の声:山口さん

 前職は建築業界でエクステリア職人として働いていました。以前から興味のあったIT業界への転職を決意し、たくさん情報収集をしながらキャリアチェンジに挑みましたが、未経験者ではなかなかむずかしいことを痛感していました。
 そんな折、職業訓練のことを知り見学会に参加したところ、未経験でも一から学べ、充実した訓練内容と企業とのつながりに魅力を感じ、すぐに入所を決めました。ふり返ればポリテクセンターに通ってよかった、IT業界に転職してよかったとあらためて感じています。

採用者の声:株式会社ファンテクノロジー 大塚様

 山口さんは、実習中、積極的に質問しコミュニケーションを取る姿が見られました。キャリア形成のために意欲的に知識・技能を習得しようとする前向きな人財であると確信し採用を決めました。
 ほかにも30名を超えるポリテクセンター修了生を採用してきましたが、みなさん素直で実直であり、業務に対し真摯で自ら知識を吸収しようとする意志を感じ、ほかの社員のよい刺激にもなっています。

株式会社ファンテクノロジー(栃木県宇都宮市)
機械、電気電子、ソフトウェア、アプリ開発、制御ソフトなどの技術分野で、さまざまな業界の企画、受託研究開発、製造および販売を行う専門エンジニアリングベンチャー企業です。人として、エンジニアとして、企業として~「aith=信頼」×「bility=能力」=「eeds=必要性」~信頼と能力で、社会から必要とされることを目ざしています。

IoTシステム技術科 ポリテクセンター兵庫

修了者の声:柴田さん

 前職ではソフトウェア会社でアプリ開発を行っていましたが、センサーなどのハードウェア関連の技術、AIなどの新しい技術を身につけたいと思うようになりました。そうしたなかでハローワークの就職説明会に参加したときに、新設のIoTシステム技術科のことを知りました。
 訓練ではIoTシステムに関する幅広い知識を学ぶことができました。それらの多くが実習を通して学んでいくので、うまくいかないことでも先生方の指導やクラスの人たちと協力して、楽しみながら訓練に取り組むことができました。

採用者の声:株式会社アポロネット 大阪オフィス所長 福田様

 柴田さんはマナーやコミュニケーション能力はもちろん、技術習得意欲も感じられたため採用いたしました。その能力を発揮していただき、弊社大阪オフィスの新業務とする基盤・インフラ業務を担当してもらい、新部署の中心となっていただきたいと期待しております。

株式会社アポロネット(広島県広島市)
1992年に広島でスタートしたソフトウェア開発会社です。
長年、広島地場のお客さまと取引をしていましたが、2019年に大阪オフィスをスタートし大阪地場でのお客さまにも愛される企業を目ざしています。
開発システム対象は多岐にわたり、メーカー様といっしょに大型汎用機からパソコンで金融、流通、公共等々の開発・運用を行っています。

即戦力の人材を採用したいとお考えのみなさまへ

 今回は、当機構における第4次産業革命の進展に対応したハロートレーニング(離職者訓練)コースを紹介しました。全国のポリテクセンターでは、企業での生産現場の実態に即したものづくり分野における人材育成を行っています。即戦力となる人材を採用したいとお考えの際は、近隣のポリテクセンターまでぜひお問い合わせください。

◆お問合せ先◆
 全国のポリテクセンター


 
注目のトピックス

 当機構では、医療・福祉などの関係機関や企業において、障害者の就労や雇用を支援する方を対象に、職業リハビリテーションに関する各種研修を実施しています。
 みなさまの受講を心からお待ちしています!

訪問型・企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)
支援スキル向上研修

受講料無料

 1年以上の実務経験を有する訪問型および企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)に対して、雇用管理やアセスメントに関する支援スキルの向上を図る研修を実施します。


日程および会場

【第3回】<幕張会場>
日程:令和3年10月12日(火)
      ~10月15日(金)
会場:障害者職業総合センター
   (千葉県千葉市美浜区若葉
    3-1-3)

申込受付期間

<第3回>令和3年7月20日(火)
        ~8月27日(金)
 ※全国からお申し込みいただけます

お申込み先

 ホームページに受講申込書および申込方法を掲載しています。

訪問型職場適応援助者支援スキル向上研修の詳細はこちら

企業在籍型職場適応援助者支援スキル向上研修の詳細はこちら


お問合せ先

 職業リハビリテーション部 研修課 研修第2係
 (TEL:043-297-9095 <直通>
  E-mail:stgrp@jeed.go.jp)

職場適応援助者(ジョブコーチ)のファーストステップ
~訪問型・企業在籍型職場適応援助者養成研修~

受講料無料

 訪問型・企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)としての援助を行ううえで必要となる知識および技術を習得するための研修を実施します。


日程および会場

 本研修は①集合研修、②実技研修の両方を受講する必要があります。
【①集合研修】
 東日本対象<幕張会場>
 ・日程:令和3年10月26日(火)~10月29日(金)
 ・会場:障害者職業総合センター(千葉県千葉市美浜区若葉3-1-3)

【②実技研修】
 各地域障害者職業センターが設定します。
 ・日程:集合研修終了後に4日間程度(概ね1カ月以内に開催する地域
  と、令和3年度12月期の集合研修に併せて開催する地域があります)
 ・会場:各地域障害者職業センターなど

申込受付期間

 令和3年8月10日(火)~9月3日(金)

お申込み先

 各地域障害者職業センター

訪問型職場適応援助者養成研修の詳細はこちら

企業在籍型職場適応援助者養成研修の詳細はこちら

*新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、開催を中止する場合がありま
 す。その際には、ホームページ等にてご案内いたします。

お問合せ先

 職業リハビリテーション部研修課(TEL:043-297-9095)

当機構メールマガジンをご愛読いただき、ありがとうございます。

メールマガジン編集部では、今後もみなさまによりよい情報をお届けできるようアンケートを実施しています。なお、結果は後日このメールマガジン内でもご紹介します。ぜひご協力をお願いいたします!

<アンケート実施期間>
令和3年7月15日(木)~12月15日(水)

「メールマガジン アンケート」
回答ページへ



刊行物Web版の紹介

【令和3年度版就業支援ハンドブック】

 当機構では、就業支援に関する基本的なノウハウを体系的にまとめた入門書「就業支援ハンドブック」を作成しています。このたび「令和3年度版就業支援ハンドブック」を当機構ホームページに掲載しました。就業支援を担当されている方はもちろん、企業で障害者雇用にたずさわっている方などにもご活用いただける内容となっています。



【就業支援ハンドブック実践編】

 「より実践的な支援ノウハウが知りたい」とのご要望を受けて、「就業支援ハンドブック実践編~アセスメントとプランニング~」も発行しています。事例を豊富に掲載しており、より効果的な支援を行うためのヒントとしてご活用いただける内容となっています。



 これらのハンドブックは当機構で実施している下記の研修において、研修資料として配付しているもので、研修受講者からは「就業支援に役立つ内容が幅広く掲載されていて活用しやすい」と好評を得ています。当機構ホームページからダウンロードすることもできますので、積極的にご活用ください。


*ハンドブックを資料として配付している研修

【令和3年度版就業支援ハンドブック】

 <地域障害者職業センターで実施>
  ・就業支援基礎研修(各都道府県で開催します)
 <障害者職業総合センターで実施>
  ・障害者就業・生活支援センター就業支援担当者研修
 <障害者職業総合センターおよび大阪障害者職業センターで実施>
  ・訪問型職場適応援助者養成研修
  ・企業在籍型職場適応援助者養成研修

【就業支援ハンドブック実践編】

 <地域障害者職業センターで実施>
  ・就業支援実践研修(全国14エリアで開催します)

※上記の各ハンドブックは研修受講者のみに配付しています。研修受講者以外
 の方はお手数ですが、当機構ホームページよりダウンロードのうえ、ご活用
 ください。

お問合せ先

 職業リハビリテーション部 研修課
 (TEL:043-297-9095  FAX:043-297-9056)


マイエリア情報

こちらのコーナーでは、各都道府県で行っている
研修、説明会、その他イベントなどをご案内しています。


↑日本地図をクリックすると各都道府県支部の
ホームページへアクセスできます。

機構の出版物

高齢者雇用、障害者雇用に関するより詳しい情報を
こちらからご覧いただけます。

(※表紙画像をクリックするとデジタルブックが開きます)

エルダー

[高] エルダー7月号

特集 新任人事担当者のための高齢者雇用入門
 高年齢者雇用安定法が改正され、70歳までの就業機会確保が企業の努力義務となりました。従来の65歳までの高年齢者雇用確保措置に加え、65歳を超える定年延長や継続雇用制度による自社での雇用延長のほか、他社での雇用や業務委託契約などにより、就業機会を設ける「高年齢者就業確保措置」への対応が求められています。そこで今号では、高齢者雇用と70歳までの就業機会確保の実現のポイントについて、テーマごとに解説します。
リーダーズトーク
自分にとって幸せな人生のゴールを目ざし
現役時代から“越境活動”による自走準備を
一般社団法人100年ライフデザイン・ラボ
代表理事 金沢 春康さん

読者アンケートは随時受けつけています。
 ご協力をお願いします。
バックナンバーを読む


働く広場

[障] 働く広場7月号

職場ルポ
 株式会社リクルートホールディングスの特例子会社である株式会社リクルートオフィスサポート(東京都)を取材しました。テレワークによる在宅勤務制度を導入し、地方在住の障害者の雇用を実現させた同社の取組みを紹介します。
グラビア
 自動販売機などで飲料や食品の販売を行うサントリービバレッジサービス株式会社を訪問。東京北支店の倉庫において、障害のある社員が自動販売機に補充する飲料のピッキング作業を担当することで、業務効率の向上につなげている様子を取材しました。
編集委員と行く
 越谷市障害者就労支援センター(埼玉県)など4つの事業所を、障害当事者とともに訪問。自治体における就労支援の仕組みや企業の取組みなどを、従来のコーナーとは異なる切り口で紹介します。

読者アンケートは随時受けつけています。
 ご協力をお願いします。
バックナンバーを読む

お知らせ
機構ホームページ 新着情報

調達関係(入札等)情報  現在、参加者を募集している調達関係(入札等)情報を、当機構ホームページに掲載しています。詳しい内容はこちらをご覧ください。
 当機構は、「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」(平成24年法律第50号)第6条の規定に基づき、「障害者就労施設等からの物品等の調達の推進を図るための方針」を定めています。

◆お問合せ先◆

 経理部 契約第二課(TEL:043-213-6437/6438)

関連情報

こちらのコーナーでは、他の法人等から
よせられた情報を掲載しています。

■職場で活かすキャリアコンサルティング
 ~上司と部下の円滑なコミュニケーションのために~

 令和3年度キャリア形成支援セミナーは、新プログラムとして、職場で活かすキャリアコンサルティングについてご紹介します。
 部下のモチベーション喚起や職場内のコミュニケーションで課題を感じておられる管理者やリーダーの方におすすめです。

【受講対象者】
 企業の人事・人材育成担当者、キャリアコンサルティングに関心のある方
【日程】
 第1回 10月20日(水)13:00~17:30
 第2回 12月 9日(木)13:00~17:30
 第3回  2月 9日(水)13:00~17:30
【開催方法】
 Zoomによるオンライン実施

キャリア形成支援セミナーの詳細はこちら

お申込みはこちら

お問合せ先
中央職業能力開発協会(JAVADA) キャリア形成支援課
TEL:03-6758-2895
E-mail:k-kikaku@javada.or.jp

◇編集後記
 今号の特集では、「第4次産業革命の進展に対応したハロートレーニング(離職者訓練)コース」についてご紹介しました。全国のポリテクセンターのホームページには、訓練修了生の求人情報なども掲載していますので、ぜひご覧ください。
 今号も最後までお読みいただきありがとうございました。

第98号は9月1日(水)配信予定です。
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発行元:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構企画部情報公開広報課
〒261-8558 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-2
TEL 043-213-6215 FAX 043-213-6556
(禁無断転載)

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