はたらくわたし。
4/8

ものづくり分野に携わっていた前職で、自分で作ったものが製品となって世の中に出回る「ものづくり」に手ごたえややりがい・楽しさを感じていました。もっと専門知識をもちたい、資格をとりたいと思っていたところ、ハローワークでポリテクセンターを知りました。ハローワークの方に「ポリテクセンターなら大丈夫」と勧められ、全くの未経験でも一から教えてもらえる環境だということを知り、心が動きました。ポリテクセンターの説明会で、希望する機械加工技術科が募集しており、「決めるなら今、このタイミングしかない!」と思い応募しました。私はもともと自分から話しかけるのが得意ではなかったこともあり、ポリテクセンターへ通うことや仕事を探すことなど、新しい環境になじめるかどうか不安でした。そこで、1か月のビジネススキル講習がカリキュラムに含まれている、橋渡し訓練付きのコースを選択しました。その中で、受講者同士でひとつのテーマに沿ったディスカッションをする機会があり、相手に話しかけること、また相手に話を理解してもらえることが、仕事を行っていく上で必要であることを痛感しました。その経験は、いまの職場でも仕事上でのコミュニケーションの基本として、私の中で活かされています。現在、私はポリテクセンターで学んだノギスやマイクロメータでの精密測定、CADによる設計の技術を活かし、通信機器関連の加工作業のオペレータとして働いています。通信機器以外にも、宇宙や航空部品、医療関連の部品を作っており、非常に厳しい精度が要求されます。試行錯誤を繰り返す毎日ですが、難しい製品が思い通りにできたときなど、強い達成感とやりがいを感じます。恐れず積極的にチャレンジし、確かな技術や知識で、私の作ったものが宇宙へ届けられるよう、これからもがんばっていきたいと思います。もし、ひとりで歩くのが難しいと思ったら、 わたしたちにご相談ください。ポリテクセンターで「新しい自分」を見つけた先輩の体験談をご紹介します。 就職活動は決して平坦な道のりではありません。あなたの「新しい自分」を見つけるお手伝いをします。 先輩からのエールポリテクセンターへ入る前に、自分は何がしたいのか、どんな会社に入りたいのかを見つめることで、授業や就職活動への向き合い方が変わると思います。あとは色んなことに恐れず、チャレンジすることを忘れずに。機械加工技術科修了者の声「私の作ったものを宇宙へ届けたい」ポリテクセンターからはじめる、わたしたちの再スタート。

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る