3障害者及び事業主に対するサービス4地域の関係機関に対するサービス●9障害者の雇用支援 職業リハビリテーションサービスの推進ジョブコーチによる支援 精神障害者、発達障害者等が円滑に職場に適応することができるよう、ジョブコーチが事業所を訪問し、障害者及び事業主に対して、障害特性を踏まえた直接的・専門的な支援を行います。精神障害者総合雇用支援 精神障害者及び事業主を対象に、精神障害者の新規雇い入れ、職場復帰、雇用継続のための様々なニーズに対して、主治医との連携の下で、専門的・総合的な支援を行います。❶職場復帰支援 休職中の精神障害者が円滑に職場復帰を進めていくための支援を行います。◦職場復帰のコーディネート まず、精神障害者・事業主・主治医との相談等を通じて、職場復帰に向けた活動の進め方や目標について、3者の合意形成を図ります。◦リワーク支援 「リワーク支援計画」に基づき、精神障害者に対して、センター内での作業や講習を通じて、生活リズムの立て直し、集中力・持続力の向上、体調の自己管理、ストレス対処等の適応力向上の支援を行います。事業主に対しては、職場の受入体制の整備(復職計画の策定、上司、同僚等のサポート体制構築等)についての支援を行い、職場復帰につなげていきます。❷雇用促進支援及び雇用継続支援 精神障害者が就職や職場適応を円滑に進めることができるように、個々人の状況に応じて策定する「職業リハビリテーション計画」に基づき、精神障害者に対して、職業準備支援、職場適応指導等を行います。事業主に対しては、精神障害者の雇い入れや雇用継続を円滑に進めることができるように、採用計画等を含む雇用管理に関する助言・援助を行います。また、必要に応じて、障害者の職場定着をサポートするため、ジョブコーチによる支援を行います。職業リハビリテーションに関する助言・援助 各地域における職業リハビリテーションサービスの中核機関として、ハローワーク、就労支援機関等との密接な連携の下で業務を行っています。 障害者就業・生活支援センター、就労移行支援事業所等の関係機関に対しては、支援計画の策定や支援の実施方法、他機関との連携方法等の職業リハビリテーションに関する技術的な助言・援助を行っています。職業リハビリテーションの専門的な人材育成❶ 障害者の就労支援に関する基礎的研修 (令和7年度より開始) 雇用・福祉分野の人材が両分野に求められる知識等を習得することを目指す「障害者の就労支援に関する基礎的研修」について、総合センターが実施するオンデマンド研修と地域センターが実施する集合研修を組み合わせて実施します。 また、基礎的研修の雇用分野の内容を補完するとともに、体系的な人材育成につなげる契機とするものとして基礎的研修フォローアップ研修を実施します。❷職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修 職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修(12ページ参照)のうち、事業所での実習等を中心とした実技研修を実施しています。 また、ジョブコーチ養成研修及び同支援スキル向上研修の修了者を対象とした、職場適応援助に係る実践ノウハウの習得のためのサポート研修を実施しています。▲支援場面▲ストレス対処講習場面
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