生産性向上支援訓練活用事例集vol.8
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A生産・業務プロセスの改善B横断的課題C売上げ増加DIT業務改善・表計算ソフトで行っている業務の一部をデータベースソフトに切り替えて作業を効率化したい。・データベースソフトを活用することで、ケアレスミス防止等の課題解決に役立つとわかった。訓練後の成果ポリテクセンター島根生産性向上支援訓練DX対応コース提案内容・「データベースを活用したデータ処理(応用編)」のコースを提案し、通常業務の負担軽減のため、従業員のPCスキルを向上させ、データベースソフトを活用できるようにする。・事業主の要望に沿って、データベースソフトの仕組みや操作方法等の基礎編の内容を取り入れた。当社は、親会社からの完全受注でパール顔料を製造する工場です。独立した会社として新設されましたので、創業からまだ5年という若い会社です。そのため、各担当者はハード面ソフト面全てにおいて基盤を整備するところから業務を始めています。担当者ごとに作成した様々な管理表は、各々がわかりやすいように設計しており、単体で見た際はよいのですが、それらを合わせてデータ加工をする際に、使いづらさを感じることがあります。そんな中、ポリテクセンター島根にお声がけをいただき、生産性向上支援訓練を利用しました。Q.訓練を利用した効果や受講者の反応を教えてください。さすがオーダーメイドと言うだけあり、当社従業員のレベルに沿ったカリキュラムとなりました。しっかり基礎を学んだ上で実践に近い応用を履修したため、従業員の満足度が非常に高く、深い学びとなったようです。今後も、それぞれが習得したことを業務にどのように活用していくのかフォローしつつ、オーダーメイドで当社の実状に合った訓練を、ポリテクセンター島根にご支援いただきながら利用していきたいと思っています。受講した訓練:オーダーコースコース名:「109データベースを活用したデータ処理(応用編)」実施時期:令和5年9月受講者数:6人島根県江津市所在地従業員数23名事業内容パール顔料製造4時間×5日で訓練を提案した。私が担う業務は、製品・材料の入出庫、出荷及び倉庫内の管理です。表計算ソフトを駆使しながら保管場所の可視化や在庫管理の簡素化等、自分なりに工夫していました。しかし、複数のデータを複数のファイルで取り扱うことによるミスや入力忘れ等が、自身の課題となっており、何かよいツール・方法がないかと模索していた際、総務部から今回の訓練を受講推奨されました。講師は私が抱えている課題を真摯に受け止め、親切丁寧にご指導いただきました。訓練が進んでいくにつれ、課題が解決できるという手応えが強まっていきました。今後は、複数のファイルやデータを一本化し、誰もが簡単に操作でき業務効率向上につながる在庫管理システムの構築に取り組んでいきたいと思います。業務風景DX対応コース利用事業主の声Q.利用したきっかけを教えてください。支援の概要把握した課題と目標・要望利用者の声受講者の声Q.感想を教えてください。1511.日本光研島根株式会社様

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