生産性向上支援訓練活用事例集vol.8
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A生産・業務プロセスの改善B横断的課題C売上げ増加DIT業務改善・RPA導入の具体的なイメージが持てていない。・事務部門にRPAを導入して業務の効率化を図りたい。・RPAソフトを実際に体験したことで、業務に活用するイメージが掴め、導入に向けて動き始めた。DX対応コース訓練後の成果ポリテクセンター北海道生産性向上支援訓練DX対応コースRPAを業務に活用するイメージを掴む!提案内容・他社の実用例等を学ぶにとどまらず、RPAソフトを実際に体験して自社でどのように活用できるのか受講した訓練:オーダーコースコース名:「096RPA活用」実施時期:令和5年8月受講者数:9人当社は創業50年超の木製建具製造会社です。製造部門(工場)には最先端の機械を導入し、カイゼン活動を実施する等の効率化を進めていますが、事務部門の効率化が課題となっています。一つの解決方法としてRPAに着目し、役員が外部セミナーに参加したところ、その有効性は理解できたものの、自社の具体的な業務への活用をイメージできずに困っていました。そこで、以前よりお世話になっているポリテクセンター北海道に相談したところ、実際にPCを使用してRPAの操作を学ぶ訓練を利用することとなりました。Q.訓練を利用した効果や受講者の反応を教えてください。これまでに利用した講義形式のセミナーとは異なり、実際にPCを用いて業務プロセス自動化が体験できたため、自社への具体的な導入がイメージできたようです。また、管理者・担当者が受講したことにより、各部署各立場での導入効果や課題を共通認識として持つこともできました。受講者アンケートでも満足度は高く、「業務に役立てることができる」ことがその理由だというのも大変頼もしく思っています。今後は、各部署が自らの業務に適したRPAの活用に取り組み、全社的に業務効率化を進めていくことを期待しています。また、必要に応じて未受講の社員に対しても訓練を実施したいと考えています。北海道恵庭市所在地従業員数28名事業内容木製建具・造作家具の製作・施工をイメージできるような訓練を提案した。当社では、製造部門(工場)と同様に事務部門でもカイゼン活動に取り組んでいますが、何から着手すればよいかを明確にできず、また、活動の成果を実感することも困難でした。今回の訓練でRPA活用の対象となる非効率業務の抽出方法や業務効率化のためのRPAの具体的活用方法を習得でき、さらに、実際にPCを使って教えていただいたので、RPAを活用したカイゼン活動に取り組む際のハードルがかなり低くなりました。RPA活用による業務効率化を実施した場合の成果を思い浮かべることができるようになったことは、積極的にカイゼン活動を行うための動機づけとなりました。これからは、RPAをツールとして、総務の業務だけではなく製造及び営業のバックオフィス業務の効率化をサポートしていこうと思っています。利用事業主の声Q.利用したきっかけを教えてください。支援の概要把握した課題と目標・要望利用者の声受講者の声Q.感想を教えてください。51.株式会社岡田建具製作所様

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