生産性向上人材育成支援センターのご案内
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高齢・障害・求職者雇用支援機構は「誰もが職業をとおして社会参加できる共生社会」を目指し、高齢者や障害者、求職者等の方々に対する様々な雇用支援施策を国に代わって実施する厚生労働省所管の独立行政法人です。当機構では、全国の公共職業能力開発施設(ポリテクセンター・ポリテクカレッジ等)に「生産性向上人材育成支援センター」(生産性センター)を設置し、企業の人材育成に関する相談支援から、課題に合わせた人材育成プランの提案、職業訓練の実施まで、企業の人材育成を総合的にサポートします。設計・開発、加工・組立、工事・施工、設備保全など“ものづくり分野”における、「技能・技術の向上」や「新たな製品づくり」といった生産現場の課題を解決するための実習を中心とした職業訓練です。DX(デジタルトランスフォーメーション)につながるデジタル技術に対応した訓練やGX(グリーントランスフォーメーション)につながる環境・エネルギー分野に関連する技術に対応した訓練も実施しています。地域のニーズを踏まえた訓練コースを設定するとともに、個別企業等のオーダーに応じた訓練コースにも対応し、機構の職業訓練指導員等が訓練を実施します。(1)訓練実施場所(2) 訓練時間数(3) 受講料(1人あたり平均)(4) 主な訓練分野【機械系】機械設計/加工、溶接加工など【電気・電子系】電気設備保全、電子回路設計など【居住系】建築設計・製図、建築施工、建築設備工事など「従業員が身に付けるべき能力についての整理にも取り組みたい」といった場合には…機構が業種ごとに整備している「職業能力の体系」モデルデータを活用し、各企業の仕事・作業に必要な知識や技能・技術の見える化等をサポートします。▲難削材の切削加工実習▲小型ロボットアームの制御実習「ハロートレーニング-急がば学べ-」とは、新たなスキルアップにチャレンジするすべてのみなさんをサポートする公的職業訓練の愛称とキャッチフレーズです。助成金の利用に当たっては、訓練対象者と訓練内容の関連が認められること、10時間以上の訓練であることなど一定の条件がありますので、詳しくは各都道府県の労働局にお問い合わせいただくか、厚生労働省ホームページをご確認ください。▲3次元CADを活用した機械設計実習▲木造軸組工法による建物組立の実習(厚生労働省HPへ)全国のポリテクセンター、ポリテクカレッジの実習場など12時間~30時間7,000円から30,000円程度※平均13,000円程度,訓練内容や使用機材等により変動人材育成に関する相談センター担当者が企業を訪問し、人材育成に関する課題や方策を整理します人材育成プランの提案企業の課題に合わせて最適な人材育成プランをご提案します訓練の実施設定した人材育成プランをもとに、訓練等を実施して、企業の人材育成を支援します生産性向上人材育成支援センターが企業の人材育成をサポートします!!人材開発支援助成金生産性センターが実施する職業訓練を従業員に受講させた事業主の方は、人材開発支援助成金を利用して、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等の助成を受けることができます。在職者訓練(能力開発セミナー)information指導員の派遣/施設設備の貸出「研修したいが講師がいない」「研修したいが機械を止められない」「研修場所がない」といった企業の要望に応じて、機構の職業訓練指導員(テクノインストラクター)を企業に派遣することや、ポリテクセンター等の施設・設備(実習場や訓練用機器等)の貸出しを行なっています。

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