生産性向上支援訓練活用事例集vol.9
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横断的課題ABC売上げ増加DIT業務改善生産・業務プロセスの改善10当社の人材定着率は高く、通常業務はOJTを中心に時間をかけて取り組んでいます。一方、新しい発想や問題解決手法など新たな視点で業務を見る力を育てる社外研修を活用したOFF-JTにも取り組みたいと考えていました。しかし、社外研修を全員で複数回利用するのは難しく、そんな中、令和元年にポリテクセンター山形の生産性向上支援訓練を知りました。自社内でOFF-JTを実施できる。講師が、当社の課題に対して、的確で専門性の高い訓練を提案してくれる。このような点に魅力を感じ、当社では令和元年以降、人材育成計画の中に生産性向上支援訓練を組み込み、継続的に利用し実践活用しています。講師の具体的な経験談を通じて、生きた知識として吸収することができました。当社の業務に寄り添ったかたちで訓練を実施していただいたので、膨大な情報データをどう活用するかなど、課題を改めて整理することができました。訓練を継続するメリットは大きいです。まず、課題に対して計画的に改善し続けることができます。また、全員で学び続けることが大切という雰囲気が社内に生まれています。回を重ねることで、全員の知識や能力が確実に底上げされてきています。社内で受講できるので参加しやすく、社内コミュニケーションも活性化され、視野も広がりました。「顧客満足度向上のためのCS調査とデータ分析」「新サービス・商品開発の基本プロセス」のコース利用をきっかけに、商品である個人農業者用のパッケージソフトをさらに使いやすくバージョンアップすることができました。購入前にHPで無料の体験版を公開することができるようにしました。購入前にHPで無料の体験版を公開し、購入前に使い勝手をご確認いただけるようにしたことが好評です。になりました。電話の着信が担当者のパソコンに表示され、ダイレクトに話ができるシステムを開発しました。着信は一日平均30件、繁忙期には150件ですが、お客様をお待たせすることなく、担当者が対応できます。重点的なサポートが必要なお客様を抽出することもできるため、きめ細やかな対応が可能になりました。主力商品の個人農業者用のパッケージソフトのお問い合わせでも、お客様の電話番号を識別し、担当者が対応しています。受付業務でもシステムを活用し、無人で受付ができるよう(担当者ダイレクト)無人受付システム専務取締役小田様■主力商品のバージョンアップが実現した!■膨大なお問い合わせ記録の蓄積データを用いて、担当者の対応状況を「見える化」した!「新しい発想」「問題解決手法」の力を育てることができる!課題は解決へとつながり、解決手法の引き出しも増えた!事業主の声受講者の声

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