横断的課題BC売上げ増加DIT業務改善「製造分野におけるDX推進」では、食料品製造業を中心に他社・他業種のDXの実例を多く取り上げていただいたことで、DXを身近に捉えられたと思います。また、データの収集とその有効活用の重要性についても、事例を交えて学ぶことができました。現在、主に表計算ソフトで行っているデータの集計についても、複数のファイルに分かれているものをまとめたり、マクロやVBAを活用したりして効率化したいと考えています。実際に活用できる社員が限られているということもあり、すぐに行うことは難しいですが、アプリやソフトを活用して、業務負担を軽減できるかもしれないという視点・気づきを得られる訓練でした。く意思決定を重視する姿勢が浸透しつつある一方、社員もデータを見やすく整理したり、活用しやすいかたちにしたり、積極的な業務改善に取り組んでいるので、会社としてデータ活用の基盤を整備することも検討しています。このように、情報の収集・利活用における目的意識が向上し、業務や課題解決に向けた具体的な手段としてデータを積極的に活用する動きが加速しています。訓練利用から日が短いこともあり、具体的な取組はまだありませんが、今回受講した社員がDXについて学び、基礎知識を得られたことは、一歩前進だと考えています。今後も訓練を活用して、DXに対する知識や意識を社内に広げ、DX人材を増やしていきたいです。また、情報やデータの収集・利活用の重要性についても、社員がさらに認識を深めることで、数字やデータによる根拠をもって、提案やコミュニケーション、課題の解決ができるようになることも目指しています。そして、能登半島地震による復旧・復興と同時に、DX推進部としての仕事は続けていく必要があると思っています。今まではあまり社内で浸透していなかった、「DXとは具体的にどういったものなのか」という知識を習得すると共に、DX推進に対する意識向上の足がかりとなりました。また、具体的にDX推進の手法、それに紐づいたデータ収集・利活用や課題解決の手法についても習得できました。管理側では、データドリブンの意識が芽生え、データに基づ管理本部DX推進部次長中村様製造本部製造部川崎様訓練風景AA生生産産・・業業務務ププロロセセススのの改改善善12■データ活用やデータドリブンの意識が高まった!事業主の声DXの基礎知識を得て一歩前進できた!受講者の声新たな視点・気づきを得られた!約10年前に工場の現場で勤務していた際に、水仕事の中、手書きで紙に記録をつける状況がありました。現在はデジタル化が進んだ部分もありますが、まだこれから取り組むべき部分もあります。訓練を受講して、タッチパネルでの入力が難しいなら音声入力でできないかといった、別の方法を考える視点を得ることができました。
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