生産性向上支援訓練活用事例集vol.9
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横断的課題売売上上げげ増増加加DIT業務改善当社は拠点が分散しており、他事業部や他拠点で働く社員との交流はありませんでした。しかし、訓練のために様々な事業部の社員が一か所に集まることで、事業部を横断するつながりが生まれ、情報共有や協力して課題解決にあたる仕組みができ、営業面での協力や資材調達の効率化につながっています。他部署の同じ役職の社員と交流することで、自分の部下との接し方や役職にふさわしい行動ができているかの確認の機会となり、刺激を受けると共に自信にもつながっているようで、明らかに職場の雰囲気が変化しています。訓練を通じて会社の一員、組織の一員として個々の役割を理解し、会社の成長に貢献することを意識するようになってくれました。「中堅・ベテラン従業員による組織活性化のための相談技法」は、これまでうまく機能していなかった「メンター制度」を軌道に乗せる大きな役割を果たしました。受講したメンターの社員から理解が進んだとの声が挙がっています。管理職以外の社員も対象とした「ムダを発見するための業務プロセスの見える化と業務改善」の受講は、業務の効率化、生産性向上の意識付けに大きな役割を果たし、社員一人ひとりの気づきにつながりました。当社の長期経営計画に定める働き方改革の推進に大きく貢献し、結果として、業績を伸ばしつつ、残業や休日勤務を減らすことができました。年間休日を徐々に増やして、現在は115日となり、次は120日を目指し生産性向上に取り組んでいます。当社は大分県の内外で総合建設業及び砕石骨材製造販売を営んでいます。今まで管理職、中堅及び初任者に対して組織マネジメント、キャリア形成等の訓練を計画的に利用してきました。しかし近年若手社員(入社3年目)の離職率が高く定着率向上のため、今回の訓練を計画しました。7年前からメンター制度を導入し、現場の社員同士のコミュニケーションを図ってきましたが、メンターとなる社員への教育が不足していると強く感じていました。そこで訓練を通じて日常業務における後輩指導の役割を理解してもらう目的で計画・実施したところ、現在のメンティーも将来的にメンターとしての役割を今後担っていくための教育の場としても活用できました。いざ、メンターに任命されたときにどのような話をすればよいか、どのような態度で接したらよいかと迷っていましたが、今回の訓練を受講したことで、日常の仕事を通じて行うメンティーとのコミュニケーションの大切さや、自分の役割の重要性を再認識できました。また、仕事において後輩のお手本となることを意識することで、後輩の仕事に対する意欲を湧かせると同時に、常に相手の立場や気持ちを理解し、指導するための知識を今回の訓練で身に付けられました。経営企画本部次長溝部様と社員の皆様AA生生産産・・業業務務ププロロセセススのの改改善善CC24B■訓練を通じた部署間交流にもたらされる好影響!■メンター制度が活性化!業績を伸ばしつつ残業や休日勤務は減少!事業主の声訓練のおかげでメンター制度が活性化!受講者の声後輩のお手本となれるような仕事をしたい!

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