生産性向上支援訓練活用事例集Vol.1
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事業主団体活用事例事業主活用事例代表取締役社長紅林さま企業外観Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてくださいA:取引先から、受講にかかる費用が安く、事業所のニーズを踏まえたピンポイントのテーマで受講できるという生産性向上支援訓練の情報を知り、課題解決の一環として同訓練に興味を持ち、ポリテクセンター静岡に相談しました。当社では、従業員数が19名と小規模であることから、就業時間中にライン操業に負担をかけずに自社内で受講できる点は大きな魅力でした。また、当社の課題解決に特化した内容であったことも大きな要因で、訓練の利用を決めました。Q:訓練を利用した感想と、現場でどのように活用されているか、お聞かせください。A:受講した結果、緻密な管理をするなど現場での意識変化が見られ、一定の成果が得られたと思います。具体的には、新規の製品のライン立ち上がり時に今回学んだQCスキルを活かしたことにより、問題点の発見・解決につながりました。現在受注を受けている案件についても、同手法を使ってデータを解析し、報告資料を作っているところです。新規の受注時には製品の精度検証結果のデータを取引先に提出することが社内で定着し、取引先からの信頼度も増しました。Q:今後の抱負をお聞かせくださいA:生産性向上支援訓練は他の従業員にも良い影響をもたらすと期待しています。今後、学んだ品質管理手法を社内全体に浸透させて対外的な信頼度を向上させ、かつ、従業員のモチベーションも向上させていきたいです。また、今回の訓練の受講結果が良かったので、来年早々に生産工程管理のコースを受講させたいと考えています。Q:訓練を受講した感想をお聞かせくださいA:今回受講した訓練では、実際の現場のデータを使用してQC7つ道具の手法を学びました。場面ごとのQCスキルの使い分けを身につける実践的なカリキュラム内容であり、分析手法の使い分けが自分なりに習得できたと思います。Q:訓練で習得したことをどのように業務に活用していますかA:習得した手法を活用して取引先に製品データの解析結果を提供したところ、高い評価を得られ自信につながりました。今後は、より発展的な品質管理手法を身につけ、取引先に喜ばれる仕事をしていきたいです。株式会社山西製作所利用事業主の声株式会社山西製作所訓練受講者の声3.利用者の声20

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