生産性向上支援訓練活用事例集vol.3
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事業主団体活用事例事業主活用事例事業所外観訓練風景Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてくださいA:当社では、これまで品質管理についての基本的な教育の機会が少なかったため、従業員によって品質管理の手法や知識にバラツキがありました。従業員に対して一斉に同じ内容の教育を行う必要があると感じていたところ、生産性向上支援訓練のことを知り、利用を決めました。Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?また、今後の抱負をお聞かせくださいA:受講者はQC手法を学んだことにより、これまで感覚で判断しがちだった事柄を、数値で分析して判断するようになってきています。また、監督者クラスが正確な情報を上司へ上げて指示を仰ぐ仕組みを定着させて、次期監督者クラスにOJTでQC手法を理解させていくように、品質統括部が中心となって取組を継続していきたいと考えています。Q:訓練を受講した感想をお聞かせくださいA:・今回の研修では、現場改善を行う前の基本的なモノの考え方を学びました。「なぜなぜ分析」は対策書を作成する上で必須項目となっていますが、言葉の使い方次第で相手の受け取り方が変わることを知り、誤解を与えないようにするための手法を学んだことで、伝達に対する認識を改めることができました。「なぜなぜ分析」によって、真因をどのように見いだしていくかを考えさせられ、不具合を根本からなくす足がかりを掴むことができたと感じました。・品質管理を行う上で、事実に基づいて管理を行うことが大切であると学びました。今後の業務において分析を行う際は、現場・現物をしっかり見て客観的な事実を捉え、真因を究明することで、生産性を高めていきたいと思います。豊洋精工株式会社、株式会社豊洋メット利用事業主の声豊洋精工株式会社、株式会社豊洋メット訓練受講者の声2.利用者の声28

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