生産性向上支援訓練活用事例集vol.3
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事業主団体活用事例事業主活用事例訓練風景企業外観Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてくださいA:当組合は、1956年に会津若松商工勤労信用組合(1958年5月に会津商工信用組合に名称を変更)として発足し、当初より地域に密着した金融機関として地域活性化に向けて取組んでおります。今般、女性職員向け研修計画を策定していたところ、ポリテクセンター会津から、生産性向上支援訓練の案内がありましたので、女性職員の営業推進力アップを図るため利用を決めました。Q:訓練を利用した感想をお聞かせくださいA:受講生を経験の浅い職員から中堅クラスまでの幅広い年齢層で構成しましたが、講師の先生が業務に活かせる内容に合わせて頂いたことや、噛み砕いて説明して頂いたことから、受講生全員が実践出来るようになるものと感じました。短い時間ではありましたが、営業推進の戦略を立てる際に、戦況分析5C、相手の目線に立ったニーズの汲み取り方法、自らの行動を考える重要性等、営業推進には欠かせない内容でしたので、非常に有効な訓練と感じました。訓練後、来店者や取引先の現状把握に努め、戦略を明確にして活動する等、訓練の成果が着実に出ていると感じています。Q:今後の抱負をお聞かせくださいA:地域密着型金融機関として、地域の皆さんの一人一人の顔が見えるきめ細かな取引を基本に、訓練を活かしたお客様ニーズの発掘や創業支援、経営相談等、地域の活性化に向けてこれからも様々なことに取組んで参ります。現在は、渉外担当者として3名の女性が活動しておりますが、増員を考えており今後も女性活躍推進を図って行く予定です。Q:訓練を受講した感想をお聞かせくださいA:訓練前は、「提案型営業手法」と言う言葉だけを聞いて難しいイメージがありましたが、講師の先生に分かりやすく教えて頂いたことで、より身近なものに感じられました。また、お客様に対して、ベストな提案をするには自分がどのような知識を持ち、どのように分析したらよいかを具体的に学ぶことができたことや、市場には直接的な取引先だけでなく、競合を含めて影響を与える5Cの登場人物が存在し、その変化、動きをとらえることが重要であることを学ぶことができ、営業活動に対する不安が解消できたように感じました。訓練後、情報収集の活用法で習った「問診法」と「直説法」を使い分けて、情報収集に努めています。また、お客様一人ひとりとの会話や5Cによる事前調査により、ニーズに合った商品を提供しています。Q:今後の抱負をお聞かせくださいA:直接の取引先だけでなく、その先のお客様を知ることも重要ですので、常に5Cの事前調査を執り行い、また、「問診法」と「直説法」を使って今まで以上に情報を細かく収集・分析し、お客様のニーズに合ったベストなサービス及び提案をしていきたいと思います。会津商工信用組合利用事業主の声会津商工信用組合訓練受講者の声2.利用者の声8

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