生産性向上支援訓練活用事例集vol.4
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事業主活用事例有限会社テスコ・プランネット事業主団体活用事例・所在地:千葉県野田市・事業内容:測量設計不動産事務所Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてくださいA:当所では、野田まちゼミの会と共催で半年に1回「野田まちゼミ」を開催し、商店街の店主等を中心に、認知度・集客・売上向上に取り組んでいます。しかしながら、専門的な知識やノウハウが不足しているため、まちゼミ参加店の一部以外は改善に至っていないところです。特に「認知度アップ→集客→売上向上」の実践的な取り組みについて、机上の知識等は「知っている」ものの、では、「できているのか」と問われれば「できていない」のが現状であり、「知っている」から「できている」へ転換が求められています。そこで、生産性向上支援訓練を活用し、認知度・集客・売上向上の改善を学ぶ機会を提供したいと考え、この訓練を利用しました。訓練内容は、マーケティングの本質とマーケティング志向の営業活動を理解し、自社の商品またはサービスの価値を提供するに当たってのマーケティング志向の営業活動について、分析し、改善策の検討方法を習得し、実践することで生産性向上につなることができるよう、「営業に使える基本的な技法」、「販売促進物を作るときのポイント」、「ターゲットの設定方法」、「価格設定方法」といったより実践的な内容をカリキュラムに盛り込み、これらの実践に対する分析・改善方法の習得する内容を提案いただきました。Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください。A:訓練の中で学んだ実践可能なワークシート(マーケティングシート)を、早速11月の「野田まちゼミ」において活用し、訓練受講後の取り組み内容やその成果について分析を行ったところ、「お客様満足度が向上した」等の成果があらわれています。訓練受講をきっかけとして、「知っている」から「できている」へ転換し始めていますが、今後この流れを継続していくために「野田まちゼミ」等を通じてPDCAを実施し、更なる向上を図るために、引き続き商業関係者を対象とした「売上げ増加」分野の訓練を実施していきたいと思います。Q:訓練を受講した感想をお聞かせくださいA:お客様の「ニーズ」と「ウォンツ」を絞り出す必要性とその方法を理解することができました。自身が行っている野田まちゼミ講座において、お客様の側に立ったものの考え方ができ、受講前の講座では集客は12名でしたが、訓練受講後の受講後の講座は26名と、倍以上の集客に成功しております。自社の認知度を上げる取組となる野田まちゼミを通じた販売促進活動を行う事で、その後の商談に繋がる事例も出ております。今後は、まず自身の行う野田まちゼミ講座の更なる集客アップを図り、地域と自社の認知度向上に繋げていきたいと考えています。有限会社テスコ・プランネット訓練受講者の声受講企業概要2.利用者の声野田商工会議所事業主団体の声36

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