生産性向上支援訓練(ミドルシニアコース)活用事例集
10/14

把握した課題と要望•課題・ベテラン従業員からの技術継承を目的としたOJTを行っていたが、効果が限定的であった。・親会社への依存体質を改善し、自ら考え行動できる従業員の育成が課題であった。•要望・新たな知識・技能の習得やスキルの向上だけでなく、危機感を持って業務に取り組む姿勢や意識の変化につながる研修にしたい。提案内容と利用した訓練•提案内容・受講者の担当業務(設計業務)に関連した演習になるようカリキュラムの一部をカスタマイズした。•利用した訓練・訓練コース名:「職業能力の整理とノウハウの継承」「後輩指導力の向上と中堅・ベテラン従業員の役割」「職業能力の体系化と人材育成の進め方」(外、生産性訓練とIT活用力セミナーを合わせて6コース)・訓練実施時期:令和2年11月・受講者数:ミドルシニアコース延べ87名(全訓練延べ220名)訓練を利用した成果•社内の部門間で技術継承についての情報共有ができた。•仕事や経験が見える化されて、継承すべき具体的項目とポイントが明らかになった。•後輩への接し方を学んだことで相互理解が進み、課内の活性化につながった。ポリテクセンター広島ミドルシニアコース活用事例ミドルシニアコース活用事例9④日鋼設計株式会社・所在地:広島県広島市・従業員数:192名・事業内容:プラスチックの総合機械メーカーJSW製品の設計1.支援の概要

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る