生産性向上支援訓練(ミドルシニアコース)活用事例集
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株式会社カシフジ利用事業主の声Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてくださいA:当社は、大正2年創業の金属工作機械製造業で、長年にわたり「当社のものづくりを支え、大切にしなければならない技術・技能の継承と仕組みづくり」を展開してきましたが、昨今、様々な環境変化にも耐えうる強い会社づくりが求められてきています。そのような中、あらためて社員一人ひとりが会社の未来のために自ら考え行動するべく、更なる「社員の能力開発と組織体制の再構築」を推進していたところ、生産性向上支援訓練を紹介していただきました。Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせくださいA:当社のものづくりを支える「中堅・ベテラン従業員への役割・期待」等の理解や「若手・後輩・上司との良好なコミュニケーションの実現」等について、大変わかりやすく指導していただきました。特に、世代間ギャップにより、若年層の育成に日頃から悩みを持っていた中堅・ベテラン社員にとっては、自身の求められる役割と共に、若手・後輩との良好なコミュニケーションを実践していくための手法が学べたことは、生産性向上に大いに寄与するものと期待しております。受講者も「職場での良好なコミュニケーション」が生産性向上につながることを理解し、日頃の業務の中で実践している姿が見られる機会が増えてきているように感じています。とりわけ、若手・後輩社員に対する接し方については、一方通行的な指示・指導にとどまらず「相談や援助」も含めた「傾聴」を心がけ、ゆったりとした態度で接している姿が印象的です。今後については、管理職の他、若手リーダーにも有意義な研修だと思いますので、機会があれば企画していきたいと考えています。株式会社カシフジ訓練受講者の声Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせくださいA:以前より後輩や自分より若い管理職との接し方や作業の教え方に悩みを持っていたので、今回のアサーティブなコミュニケーションの訓練を楽しみにしていました。今回受講して、アサーティブに伝えることが大切であり、それを意識し実践することが問題点を共有することにつながるとわかりました。またこのようなコミュニケーションの方法があるということを知ったので他の面でも役立てたいと思います。アサーティブなコミュニケーションをすぐに実施することは難しいですが、日々の作業で続けていきます。これから後輩に教える時も共に問題を共有しながら解決できるように努力していき、後輩のスキルアップについても、アサーティブなコミュニケーションを肝に命じて教育していきます。今後も後輩とのいい人間関係を構築するため、小さなことでもほめるように心がけて、適度な緊張感を持ちつつ、のびのびと成長できる環境を作りたいと思っています。一人でも多くの方が受講すれば、今よりもさらにいい人間関係が築けるのではないかと素直にそう感じました。82.利用者の声ミドルシニアコース活用事例企業外観

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