生産性向上支援訓練活用事例集vol.5
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事業主支援活用事例ポリテクセンター群馬4.菱馬テクニカ株式会社様所在地群馬県太田市従業員数150名事業内容電子基板実装組立、プラスチック精密成形事業等支援の概要把握した課題と目標・要望・ものづくりに関する業務改善に重点を置いた訓練を受けたい。・定型的な業務を自動化したい。提案内容・生産性向上支援訓練では業務改善に重点を置くカリキュラムとするとともに理解しやすくするために演習と対話を多く設定した。・IT活用力セミナー(※)では現状の業務上の問題点を明確化でき、業務改善の計画が作成できるような演習を組み入れた。生産性向上支援訓練訓練後の成果利用者の声事業主の声受講者の声Q.利用したきっかけを教えてください。A.今までの人材育成の取り組みはOJTが主であり、加えて、たまに東京等で実施される研修に参加していました。しかし、人数・時間・場所・コスト面で制約がありました。経営方針の基本に「生産性向上」を掲げているので、ポリテクセンター群馬より生産性向上支援訓練やIT活用力セミナー(※)の紹介を受けた時は渡りに船と思いました。Q.感想を教えてください。A.2年間訓練を継続して受けた成果により、離職率が大きく下がりました。働きがいや仕事の理解度が上がったためだと感じています。今後は年間を通して研修スケジュールを組み、働き甲斐・やりがいが感じられる仕掛けづくりを行いたいと思っています。Q.感想を教えてください。A.入社1年で、業務は給料計算や一般事務をしています。今までは社員情報の並べ替えにコピー&ペーストを繰り返し、必要なリストを作成するのに時間がかかっていました。今回、IT活用力セミナー(※)の表計算を学べたことで瞬時に並べ替えたり、関数を使って作業効率を上げることができました。今後は他の人も簡単に作業ができるフォーマットや申請書を自分でつくりたいと思います。生産性向上支援訓練では他部署とのグループディスカッションで自分では気づかない問題点や優先順位の違いに気づかされました。今後は業務の可視化でムダを省きながら働いていきたいです。働きながら「学ばせてもらっている」環境に感謝しています。受講した訓練コース名:「原価管理とコストダウン」「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」「生産現場の問題解決」「ムダを発見するための業務の見える化」「表計算ソフトのマクロによる定型業務の自動化」実施時期:令和2年7月~8月受講者数:延べ37人受講者:小畠様担当者:下田様代表取締役石倉様6(※)令和2年度までで終了した事業ですが、令和3年度からは、生産性向上の手段としてITを利活用する上で必要な知識や手法を習得することを目的とした「IT業務改善」として、生産性向上支援訓練の一部で類似のコースを開講しています。・損益分岐点の視点でコストダウンについて考えることができた。・関数を使って作業効率を上げることができた。自動化による「作業効率の向上」を図る!製造原価などを見直して「コストダウン」する!!

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