生産性向上支援訓練活用事例集vol6
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事業主支援活用事例ポリテクセンター福島3.浅井ショーワ株式会社様所在地福島県白河市従業員数103名事業内容輸送用機械器具製造業支援の概要把握した課題と目標・要望提案内容・受講者が管理者層のため、まず「自身の業務の役割を知ることが大切」ということを話した上で、実務に沿った具体的な問題を訓練内容に盛り込むよう提案した。・社内の最優先課題をカリキュラムの内容に落とし込むようカスタマイズした。生産性向上支援訓練訓練後の成果利用者の声事業主の声受講者の声Q.利用したきっかけを教えてください。A.過去にコンサルを利用してテーマ活動を行ったものの、結果を出すまでには至りませんでした。また、個別で講習会に参加させていましたが、その内容を他の社員と共有することがなく、社内での拡がりは得られない状況にありました。そのため、社内の問題点や改善点の横展開や、社員どうしの活発な意見交換ができるよう、全員が同時に同じ内容を受講できる講習会を希望していました。今回、ポリテクセンター福島より生産性向上支援訓練を紹介され、検討した結果受講に至りました。Q.感想を教えてください。A.改善の手法について、管理職全員が共有して学ぶことができました。訓練内容について、自社の目的や意向に合わせてカリキュラムをカスタマイズしていただいたので、より効果的に習得できたと感じています。訓練を利用して特に良かった点として、グループ討議で「意見をまとめる、発表する」ということに慣れることができたことです。社員は各自の持ち場に戻り、教わった手法を取り入れながら、改善に取り組もうとしています。これまでは主に管理職を対象としていましたが、職長や中堅社員にも受講対象を広げたいと考えています。ただ、持ち場のある職長や中堅社員を一斉に受講させることは困難なため、今後はオープンコースを組み合わせることで、計画的に教育を進めていきたいです。Q.感想を教えてください。A.生産に係る製造全般の管理を担当しており、先を見据えた人材育成や担当者の人選を課題だと感じています。今回の訓練を受講して、問題解決・業務改善の手法や考え方を身につけることができ、良い経験をさせていただきました。目先の問題にとらわれることなく、先を見据えた行動が大切だということを学び、広い視野を持ちつつ判断することを心掛けたいと感じました。訓練で学んだ「なぜなぜ分析」を活用し、他の部署を巻き込んで違った目線からの意見を参考にしつつ、業務に取り組んでいます。訓練で学んだ内容を部下に展開していくことが大切だと考えていますが、現時点では具体的な行動に至っておらず、今後どのような方法がよいかを検討中です。部下に展開することで、自分を含めたスキルアップにつながると考えています。受講した訓練:オーダーコースコース名:「生産現場の問題解決」実施時期:令和3年6月~7月受講者数:15人・業務改善の手法や考え方を管理職全員で共有するようになった。・他の部署を巻き込み、違った目線からの意見も参考に取り組んでいる。社内の問題点を共有し、「改善方法の水平展開」を図る!総務部長木脇様受講者上妻様6・各個人の知識や意欲が目に見えて現れていない社員が多い。・講習等で得た内容を社員間で共有する機会が少なかった。

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