生産性向上支援訓練活用事例集Vol.7
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生産性向上支援訓練(DX対応コース)活用事例生産性向上支援訓練DX対応コース・SDGsの概要を理解し、メーカーとしての責任を果たしたい。・企業としてSDGsに取り組む目的やメリットを明確にし、ビジネスチャンスに結びつけたい。Q.利用したきっかけを教えてください。A.当社は、マイクロホン・ヘッドホン等の音響機器を設計から生産まで一貫して行っています。持続可能な社会の実現に向けて、メーカーとして責任を持たなければならないと考え、当コースの利用を決めました。Q.感想を教えてください。A.SDGsへの取組は、一般的な知識しかなく、ぼんやりとしか理解していなかったのですが、訓練を受講して、今までの取組がSDGsにつながっていること、あまり身構えることなく身近な活動であることを理解しました。また、各部署責任者が一同に受講することで、知識を共通化することにもつながりました。来年以降、各部署にSDGsの取組目標を加えることで、全社的な取組として根付かせたいと考えており、持続可能な社会の実現に向けて責任を果たしていきたいと考えています。・組織的にSDGsを推進していくための基本的な知識を習得できた。・次年度の各部門の目標にSDGsに関連する目標や計画を加える手がかりとなった。Q.感想を教えてください。A.当社の各部門長を中心とした18名で、7月と8月の2日間の訓練でした。訓練では、当社がSDGs活動をスタートするにあたって、まず基礎知識を習得し、その後演習問題を交えながら世の中の流れと他社の取組事例を説明いただき、さらには具体的な題目でグループワークを実施していただいたことで、実のある訓練となりました。SDGsと聞くと難しい内容に捉えがちですが、他社の事例を学ぶと、我々が日頃取り組んでいる身近なことや、今までCSR活動として行ってきた内容がSDGsの活動であるという気づきがありました。サスティナブルを合言葉に、設計思想から生産活動に至るまで社内にSDGsが浸透してくような情報共有等、まだまだやれることがたくさんあります。全社員がSDGsの必要性を理解し、当社のビジネスの成長につなげられるよう、机上の知識だけでなく実践をしていくこと、始めたことをいかに継続させるか、さらには情報発信していくかが今後の課題です。「タコ壺からの脱却」ということで、自社だけで考えるのではなく、他社の事例を学び体験と情報交換していくこともこれから大切だと感じました。提案内容把握した課題と目標・要望受講した訓練:オーダーコース事業主の声支援の概要利用者の声受講者の声ポリテクセンター福井訓練後の成果・なぜSDGsという概念が登場したのか、その背景、歴史、世界の潮流を理解することで、企業が目指すSDGsのあるべき姿を明確にし、取り組む具体策まで考えることを目指すカリキュラムを提案した。福井県越前市所在地従業員数199名事業内容音響関連機器等の設計・開発・製造社内のSDGsを推進し、企業価値を高める!コース名:「ビジネスとSDGs(持続可能な開発目標)の融合」実施時期:令和4年7月、8月受講者数:18人訓練風景6.株式会社オーディオテクニカフクイ様10

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