生産性向上支援訓練活用事例集Vol.7
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生産性向上支援訓練(DX対応コース)活用事例生産性向上支援訓練DX対応コース業務成果は個々の裁量によるところが大きいため、新技術やITツールを積極的に取り入れていきたい。個人裁量の業務は「最新技術の有効活用」で選択肢を広げる!Q.利用したきっかけを教えてください。A.当社は、国や地方自治体がつくる各種計画の策定支援を行っています。サービス業の中でも人件費の占める割合が高い業種で、業務成果は個々の裁量によるところが大きく、それぞれに新技術や高度化する知識・技能に対し常にアンテナを立てておく必要があると感じています。そのような中、ポリテクセンター島根に出会い5年目を迎えますが、継続して最適な訓練を提案していただいています。小規模事業者が単独でその道に精通している講師を探すのは困難ですが、多岐にわたる要望に丁寧に応えていただいています。Q.感想を教えてください。A.訓練で学んだ新技術やITツールを使い、「基礎資料となるデータ解析」「実態を把握する現地調査結果の解析」「住民アンケートの集計・分析」で自動化や効率化を図り、労働時間の短縮と所得向上につなげていきたいと考えています。働きやすい環境と個々の能力向上は一見両立が難しいように感じますが、より深い分析を行い社会問題の解決に向けたアイデアを生み出すために、最新技術の習得を継続していきたいと思います。新技術やITツールを活用して、効率良く業務を行うためのデータ活用・分析手法を習得できた。Q.感想を教えてください。A.私は訓練の中で行ったグループワークが最も印象に残っています。グループワークでは、現在の業務プロセスの課題点の洗い出しや効率よく業務を行うためデータの活用方法・分析方法、自社のIT技術の活用状況等に関して受講者同士で意見を出し合いました。自分自身が感じていなかった課題点やアイデアを聞くことができ、新たな発見や気づきを得ることができました。訓練全体を通して、最新技術を有効に活用することで業務効率化や生産性向上だけでなく、リモートワーク等働き方の選択肢を広げることにもつながるのではないかと考えるようになりました。社員一人ひとりの能力向上と働きやすい職場環境の実現ができるといいなと思います。提案内容事業主の声把握した課題と目標・要望受講した訓練:オーダーコース支援の概要利用者の声受講者の声訓練後の成果ポリテクセンター島根・DX対応コースのうち、特にバックオフィス分野の新技術活用について学べるコースを提案した。・総論だけではなく、統計ソフトの実践等、演習を多く組み入れる内容にカスタマイズした。島根県松江市所在地従業員数8名事業内容シンクタンクコース名:「データサイエンス入門」「IT新技術による業務改善」実施時期:令和4年8月~9月受講者数:延べ16人訓練風景11.株式会社アテナ様15

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