生産性向上支援訓練活用事例集Vol.7
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生産性向上支援訓練(DX対応コース)活用事例生産性向上支援訓練DX対応コース会社全体でDXに取り組みたいが、従業員間での情報リテラシーに格差があるため、社内全体の知識の底上げを図りたい。Q.利用したきっかけを教えてください。A.私たちの会社は、お客様が必要とする袋を提供することを目的として、軟包材づくりに取り組んでいます。当社の課題は、従業員間での情報リテラシーに大きな格差があることでした。社内で月1回DX会議を開催していますが、発表者の一方的な報告で終わってしまうのが実状でした。そのときに、ポリテクセンター香川からDX対応コースを提案いただき、社内全体の知識の底上げを図るため、訓練を利用することになりました。Q.感想を教えてください。A.訓練を利用してみて、訓練内容をすぐに実践・活用というのは難しいですが、DXについてまず意識をするという段階には各自進めたと思います。また、業務以外でディスカッションをする場はめったになかったので、そういった部分が新鮮でよかったと思います。現在、具体的に何ができたというのはないですが、受講者の変化として、一部の受講者からIT関連の資格を勉強し始める人が出てきました。また、受講者の多くが、訓練で出てきた「アジャイル開発」という言葉に強い印象を持ったようで、小さな開発・改善サイクルを積極的に回すということを業務で実践していけたらと思います。今後は会社としても、訓練受講者を中心に情報処理能力を持った人材を育成していきたいです。・自身で学ぶより効率的にDXの概要やビジネスモデルを学べた。・社員が自発的にIT関連の知識を習得したり、資格取得に向けて勉強したりするようになった。Q.感想を教えてください。A.私の上司が社内ネットワークを1人で管理しており、その補助を行うためにも最低限のIT知識をつけなければいけないと感じたので受講しました。受講前は訓練と聞くと固いイメージでしたが、ディスカッション等もあったので受講しやすかったです。私自身は以前からITパスポートの勉強をしており、DXのことを表面的には理解していましたが、今回訓練を受講したことで、自分の中で復習ができ、DXの知識がさらに深まりました。聞くばかりではなく会社の人と意見交換ができたこともよかったと思います。訓練で学んだことを実務の中で活かすことはこれからですが、DXやITに対しては意識をして目を向けるようになると思います。また、部署内のどの部分をIT化しDXにつなげていけるのかという課題もわかりました。これからは、より掘り下げて知識をつける必要を感じたので、勉強をしつつ自身のスキルアップにつなげ、社内全体でDXに積極的に取り組んでいきたいです。デジタル課課長代理提案内容事業主の声把握した課題と目標・要望受講した訓練:オーダーコース支援の概要利用者の声受講者の声訓練後の成果ポリテクセンター香川従業員間の情報リテラシー格差を埋め、社内DXを前進させる!・DXの必要性は理解しているが、従業員間で情報リテラシーに大きな格差があったため、DXの基礎を学ぶコースを提案した。香川県仲多度郡所在地従業員数122名事業内容グラビア印刷、包装資材の製造・販売コース名:「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進」「DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入」実施時期:令和4年6月~7月受講者数:延べ30人総務課係長秦様佐藤様13.ユニードパック株式会社様17

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