生産性向上支援訓練活用事例集Vol.7
23/24

生産性向上支援訓練(DX対応コース)活用事例生産性向上支援訓練DX対応コース情報セキュリティ対策や情報漏えいについて、従業員ごとに生じている意識の差を埋め、知識を深めたい。Q.利用したきっかけを教えてください。A.当社は、賃貸管理仲介業・不動産売買・マンション管理を中心に事業を展開している企業です。令和2年度にオーダーコースによりパソコンスキル習得等の訓練利用を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となりました。その後、感染状況が落ち着いてきた頃、ポリテクセンター沖縄から、情報セキュリティ対策や情報漏えい対策に係る訓練利用について提案を受けました。当社においても、従業員に情報セキュリティやコンピュータウイルスに対する意識を持った上で業務にあたってほしいという思いがあったため、2コースの利用を決めました。Q.感想を教えてください。A.訓練を利用した結果、情報セキュリティや情報漏えいについて、従業員が具体的にイメージすることができるようになり、情報管理を意識するようなったのでよかったです。今回は短時間での訓練だったので内容が限られていましたが、身近な具体例や県内の事例等もあるとなおよかったと思いました。訓練で学んだ内容は、情報漏えいのリスク管理を常に促すための例として常に社内で活用しています。今後は、情報セキュリティ対策と合わせて表計算ソフトを用いた業務改善の訓練なども活用してみたいです。・情報セキュリティ、コンピュータウイルス、情報漏えいに関するイメージや知識を深めることができた。・常に情報漏えい等のリスクを意識して業務に取り組むようになった。Q.感想を教えてください。A.訓練を受講して、不正アクセス、マルウェアへの感染や情報漏えい事案等、いつ自身が当事者となってもおかしくない状況を理解し、他人事ではないことを再認識することができました。また、組織や個人に対する損害賠償の事例から、事故発生時の影響の大きさを改めて捉えることができました。情報セキュリティ事故の原因の大半がヒューマンエラーであると学び、訓練受講後は、常日頃から情報セキュリティ対策に対する意識を持ち業務に取り組んでいます。情報セキュリティ教育は、決して「訓練を受講して終わり」ではなく、継続的に行うことで組織の文化が醸成できると思います。サイバーリスクに強い企業をつくり、企業文化の一要素として情報セキュリティが定着するよう、今後も継続的に学んでいきたいと思います。提案内容事業主の声把握した課題と目標・要望受講した訓練:オーダーコース支援の概要利用者の声受講者の声訓練後の成果ポリテクセンター沖縄所在地従業員数153名事業内容賃貸管理仲介業・不動産売買・マンション管理情報セキュリティや情報漏えいを学び「リスク管理」につなげる!・情報セキュリティ対策と情報漏えいのどちらも学べるよう2コースを提案した。訓練に割ける時間を考慮して各コース4時間のカリキュラムとした。沖縄県沖縄市コース名:「脅威情報とセキュリティ対策」「情報漏えいの原因と対応・対策」実施時期:令和4年4月受講者数:延べ36人18.中部興産株式会社様22

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る