生産性向上支援訓練活用事例集Vol.7
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生産性向上支援訓練(DX対応コース)活用事例生産性向上支援訓練DX対応コース自社工場において、ネットワークを介することにより、リアルタイムで生産設備の稼働状況をモニタリング及びデータ収集する環境を構築したい。Q.利用したきっかけを教えてください。A.当事業所は、コンクリートドリル・コアドリル等各種電動先端工具の製造販売、アンカー等建設用ファスニング資材の製造販売を行っています。今年度本社より①DX推進方法の理解、②DXを活用した生産設備のリアルタイム稼働モニタリングと日々データの収集、③DX推進キーマンの育成に係る必達目標が示され、岩手工場は②を優先として実施することとなりました。ポリテクセンター岩手の生産性向上支援訓練リーフレットによりDX対応コースが設定されていることを知り、生産設備に係るネットワーク環境の構築に役立てるため、訓練利用を決めました。Q.感想を教えてください。A.訓練を利用後、ネットワークを介し、生産設備稼働状況・実績のリアルタイム進捗管理や生産部門へのデータ提供が可能となり、業務効率向上につながっています。また、DX推進の具体的な取組として、他部署から高い関心が寄せられています。今後は、他部署が見て役に立つ生産品及び稼働状況データ等の項目追加や表示方法の改良を行い、活用を進めたいと考えています。また、ポリテクセンター岩手で実施している表計算ソフトのマクロに関する訓練等を活用し、DX人材となるキーマンの育成に重点的に取り組みたいと考えています。・ネットワークの設定を行い、生産設備稼動状況のリアルタイム進捗管理が可能となり業務効率が向上した。・ネットワーク設定の基礎について、正しく理解することができた。Q.感想を教えてください。A.DX関連について学べる機会は貴重ですし、充実した訓練内容をリーズナブルな価格で受講することができて大変よかったです。訓練を受講後、一部ですが生産設備のリアルタイムモニタリングが可能となり、従来、社員が集計していた作業が自動化されたことにより負荷が軽減され、業務効率向上につながっています。今後は全生産設備へのモニタリングを早急に実施したいと考えています。岩手工場で製造しているドリル提案内容事業主の声把握した課題と目標・要望受講した訓練:オープンコース支援の概要利用者の声受講者の声訓練後の成果ポリテクセンター岩手・本社からDX推進に係る必達目標が示され、岩手工場としてどのように実施していくか検討されていたため、ポリテクセンター岩手にて計画していたオープンコースを利用勧奨した。生産設備のネットワーク環境を構築しDXを推進する!岩手県奥州市所在地従業員数53名事業内容コンクリートドリル・コアドリル等電動先端工具等の製造・販売アンカー等建設用ファスニング資材の製造・販売コース名:「社内ネットワークに役立つ管理手法」実施時期:令和4年7月受講者数:3人(コース全体では7人)62.ユニカ株式会社岩手工場様

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