生産性向上支援訓練活用事例集Vol.7
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生産性向上支援訓練(DX対応コース)活用事例生産性向上支援訓練DX対応コースDX等の最新情報を理解し、業務効率化や課題解決のきっかけとしたい。他社のDX事例から、自社のDXの切り口を探る!Q.利用したきっかけを教えてください。A.当社では、社員のITスキルをさらに向上したいという目標があり、IT関連技術(DX、AI、RPA、IoT等)の最新情報を理解し、業務効率向上や課題解決のきっかけとするために、生産性向上支援訓練を利用することに決めました。Q.感想を教えてください。A.訓練中は生産技術部、品質保証部、開発センター、ICTソリューション事業部といった複数部門の従業員がディスカッションすることにより、それぞれの業務の課題について情報交換ができました。訓練終了後に、開発センターと生産技術部の従業員が共に現場作業を視察し、自部署の問題解決のヒントにする等、部署同士が連携して新たな活動に発展するケースもありました。様々なITツールのうちRPAについては、スモールスタートの重要性や、無償で利用できるソフトウェアの情報等を学ぶことができました。訓練終了後も、複数の部署共同でRPA研究会を立ち上げて、活用事例の報告をし合うなど、業務への広がりを狙っています。今後は、データ処理の効率性を向上させるため、データクレンジングの内容を含む訓練の利用を検討する等、ITスキルの向上と課題解決に役立てていきたいと考えています。・DX等の用語の意味や背景を理解することができた。・自社のDXのイメージを明確にすることができた。生産技術部和才様提案内容事業主の声把握した課題と目標・要望受講した訓練:オーダーコース支援の概要利用者の声Q.感想を教えてください。A.生産技術業務に従事し始めてからDX、IoT、インダストリー4.0等、デジタル社会に向けた単語を見ることが多くなっていました。今回の訓練でそれらの単語が指す意味や背景をしっかりと理解できたことがよかったです。また、訓練中に紹介されたDX事例をもとに、「DXとは具体的にどういうことか」「自社の現状とどの程度ギャップがあるのか」を演習で考えることで、自社のDXのイメージを鮮明にすることができました。DXを進めていくには、他部門からの理解や協力体制の構築が不可欠です。現在は、まずスモールスタートとして、既存のプラットフォームを有効活用した業務効率化の調査・試行を行い、他部門へ展開することで、DXの必要性・有効性を伝える活動に取り組んでいます。今後は社内でDX成功事例を作り、DX導入に向けた基盤を確立させ、生産ラインへのデジタルデータの活用等の変革を推進していきたいです。生産技術部長土屋様受講者の声ポリテクセンター関東訓練後の成果・現在の業務をどう変革すべきか、切り口やヒントが得られるコースを提案した。・DXへの理解が深まるよう、同業他社の先行事例等を紹介する時間を盛り込んだ。神奈川県横浜市所在地従業員数830名事業内容鉄道車両用電機品・鉄道用電力貯蔵装置の製造・販売コース名:「DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入」「IT新技術による業務改善」「データサイエンス入門」「AI活用」実施時期:令和4年4月~7月受講者数:延べ55人84.東洋電機製造株式会社横浜製作所様

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