生産性向上支援訓練活用事例集vol.3
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奥伊予街道七駅物語事業推進協議会利用事業主の声Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてくださいA:当協議会は、高速道路開通の影響による道の駅の利用者減少の危機に対応するために、2012年に結成しました。高速道路開通以前の来客数を取り戻すだけでなく、危機を好機に変えることを目標に、イベントの開催やオリジナル料理・商品の開発など、さまざまな共同事業に取り組んでいます。また、顧客満足度の向上につなげるため、従業員満足度の向上にも、「働き方改革」を先取りして取り組んでいます。目標の達成には、従業員を牽引し、他の駅と連携してシナジー効果を上げることができるリーダーが必要不可欠です。また、人手不足の問題も大きくなってきており、リーダーには人手不足の問題を抱えながら従業員満足度を向上させ、顧客満足度を向上させるという難しい能力が求められています。協議会結成当初からリーダー研修は実施していましたが、そろそろ実際に指導力を発揮して実績につなげる時期で、新たな訓練の必要性を感じていました。そのような折、ポリテクセンター愛媛から生産性向上支援訓練の案内を受け、検討を重ねた結果、当協議会のニーズに十分かつ柔軟に対応できるとわかり、訓練を利用することにしました。Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?A:訓練を利用した効果が早速現場に表れています。リーダーが、従業員や経営者、他の駅とのコミュニケーションが深まっており、共同イベント開催等の効率アップにつながっています。また、生産性向上のためには人と周りを巻き込んだ仕組み作りが大切であることを学んだことで、実践的な仕組み作りができるようになり、計画の実効性が高まっています。計画の実行の際は全駅で相互チェックするようにしており、他駅の取組や課題等の情報が共有されることで、改革の速度が上がるシナジー効果を生んでいます。Q:今後の抱負をお聞かせくださいA:2017年に高知県の道の駅が協議会に加わったことで、事業の範囲は拡大しました。範囲の拡大は今後も必要ですが、広がれば広がるほど、コミュニケーションは難しくなります。今でも8駅で会議をしようとすると移動に時間がかかり、生産性にとって大きなマイナスとなっています。この課題を解決するために、TV会議システムの導入も視野に入れつつ、まずはIT活用力の向上を目指し、IT活用力セミナーを活用したいと考えています。奥伊予街道七駅物語事業推進協議会訓練受講者の声Q:訓練を受講した感想をお聞かせくださいA:人手不足の問題をどうしたものかと悩んでいたところ、生産性向上支援訓練を受講することができました。受講を重ねることで、業務内容の「見える化」、明確な「数値設定」、業務内容の「マニュアル化」を学ぶことができました。これらは人手不足という現状の中で非常に重要であり、学んで良かったと思います。また、これまで積み重ねてきた色々な知識を「生産性」というベースで整理でき、どうしたら良いかなと思った時の選択肢が増え、選択のスピードも速くなったと感じています。まだまだ課題はたくさんありますが、考え方や仕事の仕方をひとつ変えるだけで、業務の流れがスムーズになると実感しています。これからも自発的にいろいろなことに取り組んで仕事の幅を増やし、顧客満足度・従業員満足度の向上を目指して、リーダーとしての役割を果たせるよう頑張りたいと思います。事業主活用事例事業主団体活用事例252.利用者の声道の駅・きなはい屋しろかわ菊地さま

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