ジョブコーチ支援について
- 障害のある方の職場適応を支援する「ジョブコーチ」が職場を訪問し、雇用先の企業に対して雇用管理の方法、作業指導、障害の特性等について助言を行い、雇用に伴う様々な負担を軽減するとともに、雇用されている障害のある方に対して人間関係、コミュニケーション、作業遂行の向上などについて支援を行います。
- ジョブコーチ支援は個別の支援計画に基づいて、2~3ヶ月の間に障害のある方が職場の中で適応して働いていけるように支援を行います。ジョブコーチ支援では、雇用前の職場実習からの支援、雇用と同時の支援、雇用されて一定期間経過した時点からの支援があり、何れの時点からでも行うことができます。
- 雇用前の支援では職場実習先の企業が、雇用と同時に行う支援では就職先の企業が決まっている必要があります。また、ジョブコーチ支援を開始するまでに、(1)企業との打ち合わせ、(2)ご本人との相談、打ち合せ(職業評価を受けていない方は職業評価を受けていただきます)、などの一定の準備期間が必要になります。
- ジョブコーチ支援を受ける際の料金等は、障害のある方、企業の方とも一切必要ありません。ただし、「職場実習」を行う場合は、ご本人が職場に通勤する費用等はご本人の負担になります。また職場実習期間中は、賃金は支給されません。
- ジョブコーチ支援の内容… ジョブコーチ支援では、以下の図に示すように、障害のある方とその家族、事業主に対して職場適応、円滑な雇用管理に向けた支援を行います。
★ジョブコーチ支援の対象者は、障害の種類などは問いませんが、精神障害や発達障害、高次脳機能障害、難病などの 職業的により困難な障害のある方を中心に支援を行います。