現在位置:

令和2年度サポート講習

令和2年11月6日(金)13:30~16:30 静岡支部において<合同会社ネス代表社員・臨床心理士 羽田野 健先生>を講師として迎え、「受講者のタイプや特徴に応じた支援と対応」をテーマに訓練実施機関で受講者の対応に当たっている方を対象に求職者支援訓練サポート講習を開催いたしました。

開催に当たり挨拶をする当静岡支部伊藤求職者支援課長

当講習では受講者の様々な「訴え」を理解し、受講者と実施機関双方にとってより良い対応を実現するための対応スキルを学習しました。受講者も実施機関も様々な考えを持っており、ミスマッチが起こりやすいのでそれを減らし受講者の満足度の高い対応を実現するためのスキル獲得を目指した講習でした。
《主な内容》
1. 「訴え」のタイプとその背景
  ・攻撃的、感情的、依存的なタイプ等の特徴とその訴えの背後にある心理的要因
2.関係性をアセスメントし、対応を合わせる
  ・関係性のタイプ別に見る、適切な対応例
  ・位置関係と距離感のワーク
3.対応の方向を考え、適切な対応方法を学ぶ
  ・さまざまな対応スキル(FELOR、コンプリメント、共感など)

講義をする波田野先生

ペアワークで話し合う参加者

4人でのグループワークでの様子

グループワークの発表シーン

講師が出す課題を真剣に聞く参加者

★参加者アンケートの結果
 1.本日の講習について、総合的にどのくらい満足しているか、お聞かせください。
  ・事例があり、より分かりやすかった。
  ・事例を交えながら具体的なお話を拝聴できました。大変参考になりました。
  ・新たな発見がありました。
  ・具体例が想像しやすく、理解できた。
  ・途中難しかったが、ワークがあり、より理解できる部分も多かった。 など。

 2.本日の講習の内容の訓練運営への活用について、お聞かせください。
  ・対応に困るケースが多々あるので、活用していきたい。
  ・活用方法をグループワークを通じて考え方を学べたから。
  ・様々な方が受講されるので、個々の対応に生かしたいです。
  ・整理の仕方、方法を知ることができた。
  ・受講生が何を訴えているのか、考えて接していきたいです。 など。 

~当静岡支部からのコメント~
実施機関向け説明会の後でありながら、皆さん、真剣に先生の講義を受け、また熱心にグループ討議をされていました。
最後のアンケートでは、理解ができた、本日学んだことを今後活用できそうという感想を多くいただきました。
羽田野先生、そして参加された実施機関の皆さま、本当にお疲れ様でした。 

当支部では、毎年度実施機関が抱える問題等の解決に役立てていくため、サポート講習を実施しています。
実施機関の皆さん、サポート講習に参加してみませんか?
講習料は無料となっております。