誰もが能力を発揮し、意欲を持って安心して働ける社会の実現を目指しています。
JEED(ジード)は、「誰もが職業をとおして社会参加できる共生社会」を目指し、国の高齢者雇用、障害者雇用、職業能力開発に関する政策の多くを国に代わって実施する、厚生労働省所管の独立行政法人です。
具体的には、高齢者の雇用の確保、障害者の職業的自立の推進、求職者をはじめとする労働者の職業能力の開発および向上の促進のために、高齢者、障害者、求職者、事業主など様々な利用者の方に、総合的な支援を行っています。
理念
誰もが職業をとおして社会参加できる共生社会を目指しています
JEEDは、高齢者、障害者、求職者その他の労働者の職業の安定その他福祉の増進を図るとともに、経済および社会の発展に寄与するため、次の3つの役割を担っています。

- ■高齢者雇用支援業務
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高齢者が年齢に関わりなく働き続けることができる生涯現役社会の実現を目指します
- ●70歳までの就業機会の確保に向けた相談・援助
- ●高齢者の雇用の安定のための助成金支給
- ●生涯現役社会の実現に向けた啓発・広報活動
- ●高年齢者雇用に関する好事例の収集・発信
- ■障害者雇用支援業務
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障害の有無に関係なく、希望や能力、適性等に応じて活躍できる社会の実現を目指します
- ●障害者・事業主等の多様なニーズに対応した職業リハビリテーションサービスの提供
- ●地域の就労支援機関等への助言・援助
- ●障害者雇用納付金制度に基づく納付金の徴収及び助成金等の支給
- ●社会一般に対して関心と理解を深めるための啓発・広報活動
- ■職業能力開発支援業務
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仕事を通じて自らの能力を存分に発揮し、生き生きと活躍できる社会の実現を目指します
- ●雇用のセーフティネットとしての求職者を対象とした職業訓練
- ●高度なものづくりを支える人材の養成
- ●在職者を対象とした職業訓練や事業主への相談・援助(リスキリング・学び直し、中小企業でのDX人材育成の推進の支援)
- ●職業訓練指導員の養成
JEEDの取り組み・SDGs支援
JEEDは、若者、女性、高齢者、障害者等の働く意欲のある全ての人々がその能力を最大限発揮できるよう、全国組織として質の高い支援を展開し、こうした取り組みを通じて SDGsを支援しています。
- 高齢者雇用支援業務
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生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム
- 障害者雇用支援業務
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アビリンピック競技大会風景
- 職業能力開発支援業務
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ロボットシステムコース訓練風景
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。(外務省パンフより)JEEDの取り組みとして、これらのゴール・ターゲットのうち、特に関係すると考えられるものを掲げています。
JEEDのシンボルマークのご紹介
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このデザインは高齢者、障害者、求職者その他の労働者とその雇用を支援する機構や社会の姿をあらわしています。
正式名称
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構英文名称
Japan Organization for Employment of the Elderly, Persons with Disabilities and Job Seekers略称
JEED(ジード)