聴覚障害者にとって業務上困ることの1つが会議やミーティングです。広い場所で、多くの人たちが発言する会議では口話も難しく、また長時間に及ぶと集中力が低下して、話についていけなくなることもあります。会議の途中で休憩を入れるなど進行ペースに配慮するほか、PCやタブレット等を用いて音声認識ソフトを活用したり、前もって内容を記したプリントを作成するなどもよい方法です。さらに詳しく話の内容を伝えるには、ノートテイクがより効果的です。手話通訳者をおいて会議をするときは、手の動きが見やすいように、聴覚障害者のできるだけ正面から見える位置に席を用意します。照明も通訳者の正面からあたるようにします。
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