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人材育成プランのご提案

1.人材育成における課題解決に向けて

私ども高齢・障害・求職者雇用支援機構は、事業主団体及び事業主の方々が従業員に対して教育訓練を効果的に実施できるよう、職業能力の開発及び向上に関する相談・支援を行っています。

相談を行うに当たり、計画的・効率的な人材育成を行うために、職業能力開発体系を活用した「人材育成プラン」をご提案いたします。

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職業能力開発体系の活用のイメージ図。従業員の人材育成を進めるにあたってどこから手を付ければ良いのか分からないといった事業主の方の悩みや、スキルアップしたいけど何をすれば良いのか分からないといった従業員の方の悩みを整理し、職務分析による仕事の明確化、従業員の能力の明確化、従業員の目標の明確化、従業員の能力開発の明確化をおこない、人材育成における課題解決を図ります。

2.人材育成に関する相談・支援の事例

人材育成における課題を解決するために、「職業能力開発体系」を活用し、当機構がお手伝いさせていただいた事業主団体・事業主の方々への相談・支援の事例を以下に紹介します。

<事例1>会員企業向けの研修17コースの開発

一般社団法人山梨県機械電子工業会 様

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事例1の図。従業員の高齢化と技能継承の遅れ、新入社員から中堅社員の人材育成が課題であり、支援した結果、若手社員から中堅社員までの幅広いニーズに対応できる人材育成プランを作成し、体系的な研修コースを開発でき、効果的な人材育成が実施できた。

<事例2>若手の人材育成及び人材の確保

香川県鉄筋業協同組合 様、武田建設株式会社 様

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事例2の図。県内の鉄筋工事業における魅力ある企業づくりを目指す中で、若手の人材育成及び人材の確保が課題となっており、支援した結果、人材育成プランを作成することで、入社からの人材育成の流れが明確となり、採用活動において、求職者に対する広報の強化につながった。

3.職業能力開発体系を活用した人材育成プランづくりの流れ

「職業能力開発体系」を活用した人材育成プランづくりの流れは、「仕事の見える化」、「能力の見える化」、「目標の見える化」、「能力開発の見える化」の順で進めていきます。

  1. 仕事の見える化 (仕事ごとに必要な職業能力は何か?)
  2. 能力の見える化 (個人ごとにどの仕事がどの程度できるか?)
  3. 目標の見える化 (個人ごとに次の能力開発の目標は何か?)
  4. 能力開発の見える化 (能力開発をどのように進めるか?)

職業能力開発体系を活用した「人材育成プランのご提案」の流れについては、「人材育成のパートナー」のリーフレットに詳細を記載しております。「人材育成のパートナー」のリーフレットからダウンロードしてご覧ください。

「人材育成のパートナー」リーフレット

4.よくあるご質問(FAQ)

Q1.人材育成のメリットは何ですか。

A1. 従業員のスキルアップにより生産性の向上や事業の拡大が期待できます。また、従業員のモチベーションが向上し、職場定着率の向上にもつながります。

Q2.職業能力開発体系とは何ですか。

A2. 職業能力の開発及び向上に向けて、人材育成をどのように計画的・効果的に進めるかについて整理するためのツールです。仕事・作業に必要な職業能力(知識、技能・技術)を段階的・体系的に整理した「職業能力の体系」と、それらを身につけるための訓練カリキュラムを同様に整理した「職業訓練の体系」からなっています。このうち「職業能力の体系」は、人材開発支援助成金等の厚生労働省の助成金における「汎用性のある評価基準」に定められています。

Q3.どのように人材育成を支援していただけますか。

A3. 従業員の人材育成における課題解決のために、職業能力開発体系を活用して4つの「見える化」の流れで従業員の職業能力の開発及び向上に関する支援を行います。御社のご要望にあわせて、ハロートレーニング(在職者訓練)・生産性向上支援訓練の実施、テクノインストラクター(職業訓練指導員)の派遣、機器設備等をご利用いただけます。

Q4.費用はかかりますか。

A4. 「人材育成プラン」は無料でご提案いたします。

5.お問い合わせ先

「人材育成プラン」の作成や進め方のご相談については、最寄りのポリテクセンター・ポリテクカレッジの生産性向上人材育成支援センターまでお問い合わせください。