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[高]高年齢者雇用支援関係記事 |
障害者雇用を支えるうえでは、障害のある方と企業の双方に対する支援が重要です。全国47都道府県にある地域障害者職業センターでは、職業リハビリテーションの専門家である「障害者職業カウンセラー」や「職場適応援助者(ジョブコーチ)」が、蓄積した支援ノウハウを活用し、ジョブコーチ支援を行っています。 ジョブコーチ支援とは 障害のある方が円滑に職場へ適応することができるよう、障害者職業カウンセラーが策定した支援計画に基づき、ジョブコーチが職場に出向いて、障害のある方や事業主に対して、職場の状況やニーズに応じた支援を行います。 ジョブコーチ支援を開始するタイミング 雇用の前後を問わず、必要なタイミングで支援を行います。 (例1)雇入れと同時に、仕事の教え方やコミュニケーションのとり方などの不安を軽減するために。 (例2)雇用後に、配置転換や人事異動、職務内容の変更といった職場環境の変化によって生じた課題を解決するために。 (例3)職場復帰にあたって疲労・ストレスへの対処や体調を考慮した仕事の進め方を確立するとともに、上司や同僚が抱えている障害のある従業員の状況に応じたかかわり方などの不安を軽減するために。 ジョブコーチ支援の内容 障害のある方に対する支援はもとより、事業主や職場の上司、同僚などに対しても、障害のある方の職場適応に必要な助言を行い、また、必要に応じて障害特性に応じた職務設定や職場環境の改善を提案します。 【ジョブコーチ支援の内容】 ジョブコーチ支援の期間 支援期間は、1~8カ月間の範囲で個別に必要な期間を設定します(標準は2~4カ月間程度)。職場適応上の課題が改善され、職場の上司や同僚からの支援が適切に行われるようになった段階で支援が終了となります。支援終了後は、必要なフォローアップを行います。 【支援期間の一例】 ジョブコーチ支援の事例 【事例1】マニュアルの作成により作業のやり方を理解することができたケース 発達障害のあるAさんは、作業指示を理解するうえで、例えば「適当に」や「きちんと」といったあいまいな基準で指示されると、どうすればよいかわからず戸惑っていました。そこで、ジョブコーチは、Aさんや事業所と相談し、作業指示の「具体化」、「視覚化」をすることが有効であると考え、マニュアルを作成しました。これによって、Aさんは戸惑うことが減り、自立的に作業を進めることができるようになりました。 【事例2】日誌を活用し体調管理への配慮を行ったケース 精神障害のあるBさんは、仕事上の失敗を恐れるあまり不安を感じ、不眠になりやすい傾向がありました。また、自分の状態や不安な気持ちを他者に説明することが苦手なため、同僚の方はBさんが抱えている問題に気づくことができず適切な対応をできずにいました。そこでジョブコーチが、日誌の活用を提案したところ、同僚の方はBさんの体調や職場で困っていることを把握し、必要な対策を早期にとることができるようになりました。また、Bさんは、不眠が生じて主治医に相談する際にも、日誌を活用することで、自身の状態を主治医に説明しやすくなりました。 ジョブコーチ支援をご利用になった企業のみなさまの声 ●A社 ●B社 ●C社 ジョブコーチ養成研修 当機構では、ジョブコーチの養成研修を開催しております。関心のある方は、それぞれの【養成研修】をクリックしてください。 企業のみなさまへ 障害者雇用に関することでお困りの点がございましたら、お気軽にお電話ください。都道府県をまたいだ広域での障害者雇用の取組みについても、各地域障害者職業センター間で連携した支援を行っておりますので、まずは最寄りの地域障害者職業センターにご連絡ください。 |
障害のある方の職業訓練の実施や新たな受入れに際して、お困りのことはありませんか? 当機構の国立職業リハビリテーションセンターおよび国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、精神障害や発達障害などのある方を積極的に受け入れ、職業訓練を実施し、その訓練内容や指導技法などをほかの障害者職業能力開発施設などに提供しています。 (1)訓練場面の見学や訓練体験ができる 精神障害者や発達障害者などに対する職業訓練の内容や専門訓練コースの設置方法について理解を深めていただくために、訓練場面の見学や訓練体験などを年間を通して、定期的に実施しています。 ◆対象◆ 障害者職業能力開発校または一般の職業能力開発校、委託訓練を実施している機関、都道府県人材開発主管課で障害者職業訓練の企画を担当されている方 など ◆開催場所◆ 国立職業リハビリテーションセンター 国立吉備高原職業リハビリテーションセンター ◆プログラム内容の詳細◆ 各センターの案内をご覧ください。 ◆お問合せ先◆ 国立職業リハビリテーションセンター 導入訓練・技法普及課 (2)精神障害者や発達障害者などを専門的に受け入れる訓練コースの設置や運営についての情報やノウハウを得ることができる 対象施設の訓練計画や訓練環境、支援ニーズなどに基づいた個別の支援プログラムを作成し、訓練コースの設置・運営について支援します。 ◆対象◆ 精神障害者や発達障害者などを専門に受け入れる訓練コースを設置している、または今後設置を検討している障害者職業能力開発校 など ◆お問合せ先◆ 職業リハビリテーション部 指導課 広域・職業訓練係 (3)障害のある方の職業訓練に関するさまざまな相談ができる障害者職業訓練の相談専用窓口 障害のある方の職業訓練を実施する際に用いる、訓練教材や指導技法などに関するお悩みに対して助言・援助します。相談希望の方は、お問い合わせください。 ◆相談専用窓口◆ 国立職業リハビリテーションセンター 導入訓練・技法普及課 (4)障害者職業訓練推進交流プラザ 10月~11月ごろ開催予定! 障害者職業訓練の促進を目的に、厚生労働省との協同により「障害者職業訓練推進交流プラザ」を開催します。 ◆対象◆ 障害のある方の職業訓練を実施している、または障害のある方の受入れを検討している施設(障害者職業能力開発校、一般の職業能力開発校、民間の障害者職業能力開発施設、障害者委託訓練受託施設など)や、都道府県人材開発主管課の方 ◆場所◆ 障害者職業総合センター ◆お問合せ先◆ 職業リハビリテーション部 指導課 精神障害者や発達障害者などの受入れや、より効果的な職業訓練の実施に必要な指導技法などをとりまとめています。 ◆お問合せ先◆ 職業リハビリテーション部 指導課 |
当機構では、高齢者雇用、障害者雇用に取り組む際のポイントや、企業事例などを掲載した定期刊行誌「エルダー」と「働く広場」を発行しています。 「エルダー」読者アンケートの
回答ページは【こちら】 「エルダー」7月号にもアンケート 「働く広場」読者アンケートの
回答ページは【こちら】 「働く広場」7月号にもアンケート ◆お問合せ先◆ 企画部 情報公開広報課(TEL:043-213-6200) |
◆ジョブコーチのステップアップ研修 訪問型または企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)として1年以上の実務経験を有する方に対して、雇用管理やアセスメントに関する支援スキルの向上を図るための研修を実施します。 ◆日程および会場◆ 日程:令和2年10月13日(火)~10月16日(金) 会場:障害者職業総合センター(千葉県千葉市美浜区若葉3-1-3) ※全国からお申し込みいただけます。 ◆申込受付期間◆ 7月21日(火)~8月25日(火) ◆お申込み先◆ ホームページに受講申込書および申込方法を掲載しています。 ◇訪問型職場適応援助者支援スキル向上研修の詳細は【こちら】 ◆お問合せ先◆ 職業リハビリテーション部 研修課(TEL:043-297-9095) |
1.合理的配慮提供のポイントと企業実践事例 ◆「合理的配慮」ってどうすればいいの? 2013(平成25)年の障害者雇用促進法の改正により、雇用の分野における障害者差別の禁止および合理的配慮の提供が事業主に義務づけられました。 【活用方法】 ・合理的配慮提供のための基本的理解と配慮事例が一覧になっているので、障害特性などをふまえた合理的配慮について学習することができます。 ・「『合理的配慮提供』セルフチェックシート」により、合理的配慮提供に関する理解度を確認することができます。また、問題に対応した解説も掲載しているので、理解を深めることができます。 ・障害者雇用制度の改正等に伴う企業意識・行動の変化に関する研究における企業調査から得られた合理的配慮の実践事例についても掲載しているので、合理的配慮提供を行う際の参考になります。 ・適切な合理的配慮の提供に向けたマニュアルとして企業はもちろん、就労支援機関などでも幅広く活用できるものになっています。 ◇無料ダウンロードは【こちら】 ◆お問合せ先◆ 研究企画部 企画調整室 |
2.「障害者への合理的配慮の提供」に関する動画及びDVD 本動画では、事業主の方にもわかりやすく、合理的配慮の提供に関するポイントの解説や障害種別ごとの取組み事例を紹介しています。 【動画およびDVDの内容】 ・合理的配慮の提供に関する基本的なポイント ・視覚障害者への合理的配慮の提供事例 ・聴覚障害者への合理的配慮の提供事例 ・知的障害者への合理的配慮の提供事例 ・精神障害者への合理的配慮の提供事例 ・発達障害者への合理的配慮の提供事例 【こちら】から動画をご覧いただくことができます。 ◆動画に関するお問合せ先◆ 雇用開発推進部雇用開発課(TEL:043-297-9513) ◆DVDの貸出しに関するお問合せ先◆ 貸出しについては【こちら】をご覧ください。 |
こちらのコーナーでは、各都道府県で行っている |
↑日本地図をクリックすると各都道府県支部の |
高齢者雇用、障害者雇用、職業能力開発に関する |
[高] エルダー6月号 特集 定年退職後の多様なキャリアを考える~高齢者雇用は次のステージへ~ |
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[障] 働く広場6月号
職場ルポ |
[求] 技能と技術2020年2号
特集 技能競技に対する取組み |
現在、参加者を募集している調達関係(入札等)情報を、当機構ホームページに掲載しています。詳しい内容はこちらをご覧ください。 ◆お問合せ先◆ 経理部 契約第二課(TEL:043-213-6437/6438) |
◇編集後記 |
第85号は7月31日(金)配信予定です。 |
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