雇用支援機構愛知支部では、求職者支援訓練を「もっと多くの人に知ってもらいたい」「もっと多くの人に利用(受講)してもらいたい」との思いから、実施機関、愛知労働局、ハローワーク、地域若者サポートステーションの皆様のご協力のもと、訓練の申込窓口であるハローワーク職員向けの訓練コース説明会を7月26日(金)、29日(月)の2日間にわたって開催しました。
説明会の前半では、6つの実施機関の担当者が、10分の持ち時間を使って、
・訓練コースを実施する背景(どのような業界・企業に必要とされる訓練なのか)
・カリキュラムの概要
・訓練を受講して取得できる資格やスキル
・修了者の主な就職先
・実施機関・講師のこれまでの実績
といった、募集チラシだけでは伝えきれない訓練コースの詳しい情報をプレゼンしていただきました。
説明会に出席したハローワーク等の皆さんは、熱心にコースの特徴やアピールポイントの説明に耳を傾けていました。
■説明していただいた実施機関の皆様
WEBデザイナー科(環境キャリアカレッジ名古屋校)
(毎月開講)
初歩から学ぶWEB・パソコン事務科(パソコン教室 新中島フランテ館)
(2019年12月開講)
0からスタートドッグトリマー養成科(岡崎南アニマルアカデミー)
(2019年10月開講)
こども英語講師養成科(コスモグローバルコミュニケーションズスクール)
(2020年1月開講(予定))
介護福祉士実務者研修科(かくれんぼ 福祉人材養成講座 名駅校)
(2019年10月開講)
ネイル技術科(SHANTIネイルスクール名駅校)
(2020年1月開講(予定))
説明会の後半では、ハローワーク等の皆さんが座るテーブルを、実施機関の担当者が5分ずつ順番に回り、名刺交換、意見交換、質疑応答などを行いました。
普段、実施機関とハローワーク等の担当者は、直接顔を合わせる機会が多くないことから、受講申込者の傾向(訓練に何を求めているのか)や、就職先の状況(どのような企業・業種に就職しているのか)などをテーマに、様々な質問や意見が飛び交いました。
■意見交換風景
ハローワーク等の担当者が5つのテーブルに分かれて座り
実施機関が5分ずつ順番にテーブルを移動して意見交換を行いました。
テーブルごとに、5分間で挨拶から質疑応答までをこなすので
実施機関の皆さんの説明にも熱が入ります。
■参加いただいた皆様の声
(ハローワーク、地域若者サポートステーションの皆様)
・具体的に訓練内容を知ることができた。
・リーフレット等の資料から得られる情報には限りがあるので、担当者から直接話を聞くことができる機会は貴重だと思った。
・訓練内容等を直接聞くことができたので、利用者に紹介する際に説得力を持たせることができると思う。
・1度に複数の実施機関から情報を聞くことができたので、ありがたかった。
・実施機関が各テーブルを回って意見交換するシステムは、効率が良いと思った。
・意見交換の時間が1機関あたり5分と短く、あわただしかった。
(実施機関の皆様)
・各ハローワークやサポステの方々と直接話をすることができたので良かった。
・多くの人に訓練を利用(受講)していただくためには、ハローワークの皆さんの理解がとても重要だと思うので、今後も定期的に開催してほしい。
・他の実施機関の訓練内容、就職実績、周知・広報の取組状況、アピールポイントが分かって参考になった。
・事前にハローワーク等の参加者から質問や疑問等を取りまとめてもらえると、よりポイントを絞った説明ができると思った。
・意見交換の時間が短く、すべての質問に答えることができなかった。
参加した多くの皆様から「担当者同士、直接話ができたので良かった」との声をいただいた一方で、「意見交換の時間が短い、あわただしかった」との声も多くいただきました。
愛知支部としましては、参加した皆様からのご意見を踏まえ、今後の「求職者支援訓練を知ってもらい、利用(受講)してもらう」ための取組に役立ててまいります。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
■説明会開催概要
日 時:2019年7月26日(金)、29日(月)各13:30~15:30
会 場:(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構愛知支部 名古屋事務所
(名古屋市中区錦1-10-1 MIテラス 5階会議室)
説明者:求職者支援訓練実施機関 6機関
参加者:愛知県内のハローワーク13所、地域若者サポートステーション3所の担当者
(2日間で合計29名の方々にご参加いただきました。)
主催者:愛知労働局、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構愛知支部