現在位置:

<受講者の本音をインタビュー>「求職者支援訓練を受講した感想は?」_Vol.2

Vol.2「RPAプログラミング科」(コスモアカデミー)の先生にもインタビューしました

「RPAプログラミング科」を実施されたコスモアカデミーの杉江先生((株)コスモウィンズ 教育部)にも話を伺いました(※インタビューはR2.7月中旬に実施しました)

【株式会社コスモウィンズ(名古屋市中区錦)】https://www.cosmowinds.jp/
  システムの運用・保守から構築までITに関する様々な事業を展開するほか、
コスモアカデミーの運営やソーラーパネルの設置等も手掛けられています。      

■職業訓練(求職者支援訓練)では全国でも珍しいRPAが学べる訓練コース「RPAプログラミング科」を実施されましたがいかがでしたか?
 RPA(Robotic Process Automation)は、プログラムとプログラムとをつなげる(橋渡しする)ためのツールで、愛知県内でも大手企業を中心に導入が進められています。RPAのライセンス自体はまだまだ高価なものなので、職業訓練に取り入れることは難しいのですが、今回はベンダー(販売元)さんに特別に安く提供していただいたので、訓練を実施することができました。
 RPAには様々なソフトウェアがあるのですが、今回のコースで使用したものはプログラミング言語で動かすのではなく、ブロックを組み立てるようにして動かすソフトなので、受講者の皆さんも比較的馴染みやすかったのではないでしょうか。

■受講者の皆さんの様子はどうでしたか?
 皆さんまじめで学びたいという意欲が強く、熱心に受講されていました。クラスの雰囲気も非常に良かったですね。

講師席には飛沫防止のためのアクリル板が設置されていました。

  

■RPAだけでなく、プログラミングについても学ぶねらいは?
 RPAはこれから伸びていくツールですが、中小企業に導入が進むのは時間がかかるのでRPAの知識やスキルだけで就職することは困難です。ですので、汎用性の高いJavaプログラミングを学ぶことで、就職先の選択肢が広がるものと考えています。
 新型コロナウイルスの影響で企業のIT化は更に進むでしょうし、プログラミングに関するニーズも高まっていくでしょう。その中でJavaやC#はこれからも伸びていくプログラミング言語だと思います。訓練校で基本を学び、就職先の企業で実践的に学び続けることができれば、将来的にも安定して働き続けることができると考えています。
 ただ、繰り返しになりますが、訓練校で学べることは限られています。企業の現場では、上司やお客様からの要求レベルも高いものになるでしょう。訓練を修了して終わりではなく、訓練校で学んだスキルを土台にして企業の現場で経験を積み、スキルを高めていってもらいたいですね。
 当校で身に付けた知識やスキルが、みなさんの就職や再就職に役立つだけでなく、安定した職業人生の基盤になることを願っています。


 インタビューに協力していただいた杉江先生、ありがとうございました。


コスモアカデミーが実施する次回の訓練コース