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<受講者の本音をインタビュー>「求職者支援訓練を受講した感想は?Vol.3」

Vol.3「介護が楽しくなる!介護職員初任者研修科」(ニチイ学館名古屋支店)の担当者の方にもインタビューしました

「介護職員初任者研修科」を実施されたニチイ学館名古屋支店で求職者支援訓練を担当された方にも話を伺いました。

【株式会社ニチイ学館 名古屋支店(名古屋市中村区名駅)】https://www.nichiigakkan.co.jp/
 (株)ニチイ学館は、医療、介護、教育、保育を中心に、全国や海外で様々な事業を展開されています。

■「介護が楽しくなる!介護職員初任者研修科」とは、どのような訓練ですか?
 この訓練は、「介護職員初任者研修」の資格取得に必要なカリキュラムを3か月かけてじっくり丁寧に学ぶもので、介護福祉士や社会福祉士、看護師などの資格を持った経験豊富な講師陣が、経験談を交えながらわかりやすく教えるのが特徴です。
 また、「介護現場で働くこと」を身近に感じてもらうために、現役の介護施設職員のうち、受講者の年齢に近い人やニチイ学館で資格を取って就職した人を講師に招いて「なぜ介護業界に入ろうと思ったのか」や「働いて嬉しかったこと、大変だったこと、失敗したこと」などを本音で話してもらう時間も設定しています。

 介護業界を目指す方が不安に感じていることの主なものは、「①利用者とのコミュニケーション」「②排泄介助」「③食事作り」と言われていますので、この訓練では、初任者研修のカリキュラムのうち、「①コミュニケーション技法」「②移動・食事・入浴・排泄等の介助技術」「③生活や家事全般の支援技術」に関する内容を特に丁寧に教えることで、受講者の皆さんが安心して楽しく介護現場で働いていただきたいと考えています。

■どのような方が訓練を受講されていますか?クラスの雰囲気はどうですか?
 今回の訓練は、30代~50代まで様々な年齢や経歴の方が受講されました。全員が「就職」を目標としているだけでなく、「仕事を探すこと」や「就職すること」の大変さを実感されていたので、一体感のようなものがこのクラスにはあったと思います。
 社会人になってからだと、3か月間、毎日(土日祝を除く)学校に通って勉強する機会はなかなかないと思いますので、皆さん学生に戻った気持ちで訓練を受けられたのではないでしょうか。クラスの雰囲気も明るかったですし、皆さん、とても真面目で勉強熱心でした。介護の専門用語を覚えるために単語帳を自作した人もいたくらいなので、覚えるスピードも速かったですね。

 ニチイ学館では、求職者支援訓練だけでなく一般向け講座(有料)も実施していますが、特に介護の講座は幅広い年代の方が受講されています。定年後のセカンドキャリアのために初任者研修等の資格を取られる方も多いですね。介護は身体が動く限り働けられる仕事ですので、70代の方で資格を取って働いている方もいますよ。

訓練風景

  

■介護の仕事に就くのであれば、介護職員初任者研修の資格は必要でしょうか?
 介護は人手不足の業界ですので、条件さえ合えば資格がなくても就職することはできると思います。ですが、求職者の方の時間や環境が許すのであれば、求職者支援訓練を受講して「介護の知識や技術、心構え」を学び、資格を取った上で就職した方が、条件や待遇も良くなりますし、長く仕事を続けられると思います。せっかく、無料で就職のための勉強ができる国の制度があるのですから、利用しない手はないと思います。訓練を受けられた方も「こんな制度があったんですね」と驚かれる方も多いですよ。

■最後に
 介護は、「誰かの役に立ちたい」という気持ちさえあれば、年齢、性別、経験に関係なく働いていける仕事だと思います。仕事を探されている方で介護について興味を持たれた方は、求職者支援訓練を受けてみてはいかがでしょうか。名古屋支店では、訓練に関する個別相談も受け付けていますよ。


 インタビューに協力していただいたニチイ学館名古屋支店の皆さん、ありがとうございました。


ニチイ学館 名古屋支店 が実施する次回の訓練コース(募集期間8/24(月)~9/23(水))