当機構では、障害者の雇用促進及び職業の安定を図るために「障害者を積極的に多数雇用している事業所」、「障害者の雇用の促進と職業の安定に著しく貢献した団体又は個人」及び「模範的職業人として長期勤続する障害者」を毎年表彰しています。
本年度は奈良県内からは、機構理事長表彰の事業所1件、機構理事長努力賞の事業所2件の計3件が決定し、10月2日(木)、10月6日(月)に訪問表彰を行いました。
※以下は障害者雇用優良事業所(敬称略)
昭和49年に創業の鋼板加工業。主に建築金物、ユニットバス・システムトイレ組立用部材の製造・販売をしている。
複数の作業が連続して組みあがる製品加工の中から単純加工のみを取り出して、障害者一人に任せることができる仕事を切出し、障害のない方の中でのグループワークとして取り組めるよう工夫されている。
(左より)代表取締役 吉岡様、機構奈良支部長
平成4年創設の医療業。病院及び介護施設の運営をしている。
元々在籍していた職員が障害者となった後も雇用を継続したことをきっかけに、障害者の雇用に必要な配慮について、自然に取り組むことが出来た。このことから医療の有資格業務以外の業務へ障害者雇用を広げることが可能となった。
(左より)事務長 皆己様、総務課長 藪下様、院長 塩野様、機構奈良支部長
平成11年設立の社会福祉介護事業。主に老人ホーム等の運営にあたっている。
老人ホームで必要とされる24時間の家事労働サービスにおいて、直接体に触れることがない業務だけを切出し、これを介護補助員として、障害者が従事できる業務とすることに成功した。
(左より)機構奈良支部長、理事長 藤井様、坊農様、中田様、副施設長 北山様