当機構では、障害者の雇用促進及び職業の安定を図るために「障害者を積極的に多数雇用している事業所」、「障害者の雇用の促進と職業の安定に著しく貢献した団体又は個人」及び「模範的職業人として長期勤続する障害者」を毎年表彰しています。
本年度は奈良県内から1事業所の受賞が決定し、10月2日(水)に訪問表彰を行いました。
平成8年に青果事業と加工事業を組み合わせ、生産者が共同出資し、奈良県五條市に設立した。できるだけ農薬に頼らず、添加物・保存料・着色剤を使用しない環境保全型農業生産・加工を目指し、自ら定めた栽培基準・指針を設け、7つの生産団体と栽培契約を結んでいる。栽培契約された農産物はすべて引取り、無駄なく販売・加工を行い、廃棄を避ける仕組みづくりに努力されている。
同事業所では現在7名の障害者が在籍。(令和6年度6月1日現在)知的障害者や精神障害者を中心に積極的に雇用を行い、野菜栽培・柿や梅の選果・加工・出荷まで幅広い仕事に従事している。
(左より)JEED奈良支部長、代表取締役社長 和田様、参与 中田様