現在位置:

求職者支援訓練の修了者採用を希望される事業主の方へ

求職者支援制度による職業訓練(求職者支援訓練)の概要

概要

雇用保険の失業等給付を受給できない求職者の方などを対象に、民間教育機関が実施する「就職」を目的とした公的な職業訓練であり、実施コースは厚生労働省の認定を受けています。
受講者は各専門分野での再就職等を目指し、日々、知識・技能の習得等に励んでいます。制度の詳細は、以下をご覧ください。

コース区分

基礎コース(訓練期間:2~4か月)

社会人としての基礎的能力及び短時間で習得できる技能等を習得するコースです。
最初の1か月目に職業能力開発講習(ビジネステクニック、職業生活設計等)を100時間程度学び、その後パソコン操作等、多くの職務に共通する職務遂行のための基本的な知識・技能等を習得します。
受講者は若年者に限らず、最近の職場環境に適応できるよう学び直しで受講される中高年の方などもいます。

実践コース(訓練期間:2~6か月)

就職希望職種における職務遂行のための実践的な技能等を習得するコースです。
受講者は各専門分野の業界に即戦力としての就職等を目指し、スキル習得等に励んでいます。
※兵庫県内で実施されている分野例
 デジタル系(IT、WEBデザイン)、介護・福祉、医療事務、営業・販売・事務、美容等

訓練修了者について

・訓練日数の8割以上を受講し、習得した知識・技能が修了に値する受講者が修了者となります。
・修了者にはジョブ・カード様式の一つで、訓練項目ごとにABC評価した「職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート」が交付されています。これを採用選考時に提出してもらうことで、具体的な習得スキルを確認することができます。
・各実施機関が作成する当該シートの作成例は以下参照(各分野のカリキュラム等作成例(Excelファイル)にある「様式13の1」シート)

求職者支援訓練実施コース情報

・兵庫県内で実施しているコース情報を掲載しています。
・訓練終了に未就職の修了者もおられる関係上、一部終了コースも掲載しています。

採用に向けた具体的手続き

修了者の採用を希望される場合のフローは以下のとおりです。

1 希望コースの確認と訓練実施施設への連絡

・貴社の採用予定時期に終了する訓練コース等を確認し、修了者を採用したい場合、まず訓練実施施設にコース内容確認等のため連絡します。
・修了者の個人情報は提供できません。  
・修了者が習得する具体的スキル等の確認のため、修了者に交付する「職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート」様式の提供を希望する場合は、訓練実施施設に相談してください。

2 ハローワークへの求人申込

・修了者の採用を希望する場合は、貴社の管轄ハローワークで求人申込を行ってください。
・その際は、「求職者支援訓練の修了者」を採用したい旨、お伝えください。

3 受講者への「求人票」周知依頼

・求人登録が完了したら、求人票を貴社から訓練実施施設に提供し、受講者への周知を依頼してください。
・施設では訓練終了後も未就職者に対し、一定期間就職支援を実施しています。求人情報は終了コースの未就職者にも周知する場合があります。

4 選考・採用

・受講者が貴社求人に応募する場合、本人がハローワークで手続きを行い、ハローワークからの紹介状と本人の履歴書、職務経歴書を貴社に提出しますので、選考をお願いします。
・応募者が習得したスキル等を十分確認いただき、採用をお願いします!