独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 Japan Organization for Employment of the Elderly, Persons with Disabilities and Job Seekers

武内 洵平

使命と誇り

01

HUMAN STORY 01

武内 洵平

障害者職業カウンセラー職

障害者職業総合センター職業センター
[2013年採用]

  • 事務職
  • 障害者職業カウンセラー職
  • 職業訓練指導員

MY LOCATION

関東ブロック
千葉県

関東ブロック関東ブロック

CAREER PATH

STEP 1
地域障害者職業センターに配属。1年目の研修やOJTで基礎スキルを学び独り立ち。
STEP 2
他の地域障害者職業センターにて、ジョブコーチ支援や事業主支援などさまざまな経験を積む。
STEP 3
現在はこれまでの経験を活かして、職業リハビリテーションの技法開発と普及に携わる。

より先駆的な職業リハビリテーションの技法を開発

これまで、障害者職業カウンセラー職として、障害のある方々の職業相談や、企業を訪問してのさまざまな支援を経験してきました。現在、その経験を活かして、障害のある方が職業的自立を図るための「職業リハビリテーション」の技法開発に携わっています。今の担当は、高次脳機能障害という、脳血管の病気や交通事故による頭部外傷などが原因で、注意障害や記憶障害、計画的な行動ができなくなるなどの症状がある方への就労支援です。職場復帰を目指して、当センターのプログラムに通っている方々に、開発したプログラムを実際に試していただき、効果の確認やご意見の聞き取りをしながら、障害のある方がご自身の特性に気付き、課題に前向きに取り組めるよう、開発を重ねています。

全国の障害のある方の就労支援に役立つように

技法開発は、今関わっている利用者の方々だけでなく、全国で同様の障害のある方々の就労支援に役立てるという、大きな使命があります。そのために、47都道府県の地域障害者職業センターをはじめ、全国の就労支援機関へ技法を普及していく必要があります。職員向けの講習会も開催しており、そこでの反響も励みになっています。技法の普及方法も、ニーズにあわせて広げています。対面による講習会に限らず、視聴覚教材を制作して見てもらうなど、今後も既存の枠にとらわれずにチャレンジしていきたいと考えています。それにより、こちらが予想もしなかったところで、各地域の役に立てているということが起きてくると嬉しいです。

SIDE STORY

より効果のある支援技法を開発し、より多くの人たちへ発信

取り組んでいるプロジェクトの紹介

職業センターでは、就労支援機関などのニーズをふまえ、これまでの支援技法では効果が現れにくい障害のある方を対象とした、先駆的な職業リハビリテーション技法の開発・改良を行っています。現在、発達障害、精神障害、高次脳機能障害のある方への支援マニュアルを作成し、発信をしています。ホームページでの公開、冊子の配布、職業リハビリテーションに携わる方向けの支援技法普及講習を開催するほか、今後は動画配信など、より多くの人に届けるための発信も行っていきます。

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