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メールマガジン 国際アビリンピック特別号 令和5年3月15日

高障求メールマガジン アビリンピック特別号

(令和5年3月15日配信)

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 みなさま、こんにちは。
 今号は国際アビリンピック特別号として、開催が間近に迫った「第10回国際アビリンピック(フランス・メッス大会)」についてお届けします!


2023(令和5)年3月22日より、
7年ぶりに「国際アビリンピック」が開催されます!

 「アビリンピック」の愛称で親しまれている障害者技能競技大会は、各都道府県で行われる「地方アビリンピック」と、地方アビリンピックの成績優秀者が集う「全国アビリンピック」を毎年当機構主催で開催しています。そして、全国大会の成績優秀者が挑むのが「国際アビリンピック」です。

◆国際アビリンピックとは?
 国際アビリンピックは、アビリンピック発祥の地である日本からの提案により、国連が定めた「国際障害者年」である1981(昭和56)年に東京で第1回大会が開催されました。大会の成功を受け、継続的におおむね4年に1度開催されることとなり、前回(2016年)のフランス・ボルドー大会まで9回の歴史を積み重ねてきました。

【過去大会】
第1回 1981年10月  日本(東京都)
第2回 1985年10月  コロンビア(ボゴタ)
第3回 1991年 8月  香港
第4回 1995年 9月  オーストラリア(パース)
第5回 2000年 8月  チェコ(プラハ)
第6回 2003年11月  インド(ニューデリー)
第7回 2007年11月  日本(静岡県)
第8回 2011年 9月  韓国(ソウル)
第9回 2016年 3月  フランス(ボルドー)

 日本は、当機構が選手団を編成してすべての大会に参加し、通算で金賞33人、銀賞46人、銅賞48人という実績を残しています。

◆第10回国際アビリンピックとは?
 節目となる第10回国際アビリンピックは、本来ならば、2021年5月にロシア連邦モスクワ市で開催される予定でした。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け1年延期となり、さらには、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻後の世界情勢を受け、残念ながら中止となりました。
 IAF(国際アビリンピック連合)は大会中止を受け、代替開催を行うべく調整を行った結果、2022年7月に前回(第9回)大会開催国であるフランスから手があがり、2023年3月に同国メッス市において開催されることが決定しました。

◆大会日程
 3月22日(水) 開会式
 3月23日(木) 競技会場確認など
 3月24日(金) 競技1日目
 3月25日(土) 競技2日目/閉会式

 第10回国際アビリンピックでは44の技能競技種目の開催が予定されており、現時点で27か国・地域がエントリーしています。

◆エントリーしている国・地域
 オーストラリア、アゼルバイジャン、バングラデシュ、カナダ、中国、エクアドル、フィンランド、フランス、ガーナ、インド、イタリア、日本、カザフスタン、ケニア、韓国、マカオ、マレーシア、モロッコ、モンゴル、ネパール、ナイジェリア、パキスタン、ルワンダ、セネガル、スリランカ、台湾、ウガンダ

 現在の困難な国際情勢下で、急遽開催が決まった大会にこれだけの数の参加が予定されることは、世界中の多くの方がアビリンピックへの参加を心待ちにしていたことを示すものであり、アビリンピック発祥国である日本としても非常にうれしく、誇らしいことです。

 日本からは、全国アビリンピックで実施され、かつ国際アビリンピックで開催される競技である17種目に計30名の選手団を派遣します。
 選手は、ロシア大会に向けた選手選考会として開催した第40回全国アビリンピック(※)における成績優秀者から選抜された方々です。
(※)第36~39回の全国アビリンピック金賞受賞者も招へいし、2020年11月に愛知県にて開催。
 なお、17種目の内訳は以下の通りです。

◆日本選手団参加種目
 家具(応用)、家具(基礎)、洋裁(応用)、洋裁(基礎)、フラワーアレンジメント、歯科技工、ネイリスト、コンピュータ組立、コンピュータプログラミング、ホームページ作成、データ処理、電子機器組立、機械CAD、写真撮影(屋外)、ポスターデザイン、英文ワープロ、クリーニングサービス

 今回の国際アビリンピックは、フランスにおけるワールドスキルズ(技能五輪)国内地方予選と同時開催されます(次回のワールドスキルズは2024年にフランス・リヨンで開催)。

 今大会主催者は第10回国際アビリンピックについて、「フランスが『インクルーシブ』な価値観を重視していること」を世界に示す大会として考えている、と語っています。
 日本で生まれたアビリンピックは歴史を積み重ねて、いま、現代的価値観を象徴するイベントとして世界から評価されています。

 日本代表の選手が、持てる力を存分に発揮し優秀な成績を収めることはもちろん大事な目的ですが、「アビリンピック」という共通の目的をもって集う各国からの参加者と交流し、また、異国の文化や価値観にも触れ、アビリンピックが目ざすものを感じていただくことで、今後の職業生活に有意義な経験が得られる場となることを祈っています。

 今大会の情報は、大会ホームページにて随時案内され、ライブ配信も行われる予定です。
 なお、ライブ配信視聴の際、時差が8時間ありますのでご注意ください(フランスの正午は、日本の午後8時)。

第10回国際アビリンピックのホームページはこちら!

ぜひ、日本選手団への力強い応援をお願いします!!

◇お問合せ先◇
 雇用開発推進部 雇用推進課(TEL:043-297-9536)

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