就職の希望等を把握した上で職業適性を評価し、必要な相談・指導を行い、これらを基に就職して職場に適応するために必要な支援内容・方法等を含む個々人の状況に応じた「職業リハビリテーション計画」を策定します。
個別相談では、ご本人に「幕張ストレス・疲労アセスメントシート(MSFAS)」の作成をお願いする場合があります。MSFASは、ストレスや疲労との上手な付き合い方を考えるためのツールで、対処方法の検討や支援機関との情報共有に役立てていただけます。作成する際には、1ページの説明をお読みなってから始めてください。
初めて当センターを利用される場合は下記の「事前調査票」に必要事項を記入の上、来所時に持参いただきますようお願いいたします。同様の内容の既存資料がある場合は、ご本人の了解を得た上で本調査票に代わる資料として提供いただくことでも結構です。
就職又は職場適応に必要な職業上の課題の把握とその改善を図るための支援、職業に関する知識の習得のための支援、社会生活技能等の向上を図るための支援を行います。
センター内での作業体験や職業準備講習カリキュラム、グループミーティング等を通じて、作業面・対人面に関するご自身の特徴(得意なこと、苦手なこと等)について理解を深めながら、就職へ向けた準備を整えます。
障害のある方が職場に円滑に適応できるよう「ジョブコーチ」を派遣します。障害のある方の就職や職場定着、事業主の雇入れや雇用継続のためにジョブコーチが職場に出向いて、障害特性に応じたきめ細やかな支援を行います。
うつ病など「心の病」のために休職されている方がスムーズに職場復帰いただくため、「職場復帰支援(リワーク支援)」を実施しています。
うつ病など「心の病」のために休職している方、その方の復帰に取り組んでいる事業主に対して、主治医等と連携し、円滑な職場復帰に向けた支援を行います。
国立職業リハビリテーションセンター、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、医療リハビリテーションとの連携のもと、全国の広範な地域から精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者等を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者を積極的に受け入れ、先導的な職業訓練を実施して指導技法等を他の障害者職業能力開発施設等に提供しています。