A1 障害者手帳の有無は問いません。身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害 、難病 等の 障害や疾病が背景にあり 、就職、職場適応、復職などのご相談や支援を希望する方が対象となります。
A2 職業紹介はしていませんが、ハローワークと連携して、就職に必要な様々な 支援を行います。職業紹介を希望される方は、ハローワークをご利用ください。
A3 相談等は予約制ですので、まずはお電話(0742-34-5335)あるいはメール(nara-ctr@jeed.go.jp)でご連絡ください。ハローワークや支援機関に登録されている方は、担当者を通じてセンターに利用の申し込みをしていただくことをお勧めしています。なお、見学説明会に参加して支援内容を知ってから利用申し込みしていただくこともできます。
A4 障害者手帳をお持ちの方はご持参ください。また、「職業相談・職業評価に係る情報提供シート」にご記入いただき、当日、お持ちください。初回相談がスムーズに進みます。
A1 どのように働きたいかご希望を伺い、聴き取りや各種検査を通して、ご本人の得意・不得意、職業上の特性を整理します。その上で、より働きやすいと思われる環境や、就労に向けて望まれる取り組みや想定される課題などを提案します。
A2 ご本人が希望する働き方や困っていること、そして、障害状況、生活歴、職歴等についてお聴きします。(主に「職業相談・職業評価に係る情報提供シート」の項目です。)検査としては、職業適性検査、作業検査、心理検査等がありますが、実施する検査内容は、ご本人のニーズや障害状況等によって異なります。
職業評価は、1回2~3時間で複数回来所していただくことが多いです。ただし、遠方にお住まいなど事情のある場合はその限りではありません。
A3 職業評価の結果をもとに、就職、職場復帰あるいは継続就労に向けた具体的な取組み内容や支援の方向性をまとめたものを「職業リハビリテーション計画」といいます。職業評価実施後、2~3週間後に職業評価の結果をお伝えする機会(ケース会議と呼んでいます。)を設け、必要に応じてハローワークや支援機関の担当者を交えて、職業リハビリテーション計画を提案します。
A1 支援室に通所しながら作業支援や対人技能訓練、問題解決技能等の講座を受講します。支援期間やカリキュラムは受講者の目標や状況に応じて個別に設定します。標準的な支援期間は2~3か月です。
A2 まずは、職業相談、職業評価を受けていただき、その結果に基づいて、職業準備支援の受講が就職活動や職場定着に役立つのかどうかを検討します。なお、職業評価は予約制です。事前にご連絡ください。
A3 アルバイトをされている方でも利用できます。一人ひとりの状況や希望に合わせて、必要なプログラムを中心に受講することができます。例えば、コミュニケーションに関するプログラムやストレス対処プログラムなど一部の講座のみ受講することもできます。受講するプログラムに応じて通所日を決めることができます。
A4 職業準備支援終了後は、ハローワークと連携して求職活動の相談支援を行うほか、就職後は働いている事業所にジョブコーチが訪問してフォローする「ジョブコーチ支援」を活用することもできます。
A1 ジョブコーチの支援は、就職する時だけではなく、就職後であっても、職場適応を図るために職場内に障害のある方をサポートする体制をつくる必要がある場合に利用できます。障害のある方と事業所の方、双方が障害者職業センターの支援計画に同意していただいた上で支援します。
A2 障害のある方は求職登録先ハローワーク、事業所の方は所在地管轄ハローワーク、もしくは当センターにご連絡ください。
A3 ①障害のある方ご本人のニーズ、特性などを把握するための面談や職業評価②事業所の方のニーズ確認、職場の状況を把握するための面談③担当ジョブコーチとの顔合わせ、以上を行って開始します。依頼をいただいてから開始までに1~2週間程度の準備期間をいただきます。
A4 原則、ジョブコーチ支援終了段階で勤務時間が 週20時間以上を目指す場合に利用できますが、精神障害のある方は、ジョブコーチ支援終了段階で勤務時間が週 15 時間以上を目指す場合に利用できます。
A5 ジョブコーチ支援では、ジョブコーチから事業所担当者に障害特性に応じた係わり方、指導方法、職場環境の調整など雇用管理のノウハウをお伝えします。また、ジョブコーチ支援が終了した後に、事業所中心の支援体制で雇用管理や作業指導ができるようになることを目指しています。従って、支援期間中にノウハウを伝達する社員がいない(指導担当者がいない)場合はジョブコーチ支援での対応は難しいです。その他、支援利用に関する不明点等ございましたらお問い合わせください。
A1 まずは、月2回程度開催している「リワーク支援説明会」にご参加下さい。
説明会では、プログラムの内容や利用手続きについて説明します。その後に利用申し込みすることができます。なお、リワーク説明会はあらかじめ、お電話(0742-34-5335)あるいはメール(nara-ctr@jeed.go.jp)でご予約の上、お越しください。
A2 支援期間は個別に設定していきますが、 適切な形でリワーク支援を行うためには休職期間がおおむね半年程度残っていることが望まれます。休職期間が残り少ない場合には、 限定的にリワーク支援プログラムに参加いただくこともあります。
A3 リワーク支援は休職中の方に対するプログラムです。離職された方は就職のための支援プログラム(職業準備支援)をご利用していただけますが、リワーク支援で提供しているプログラムの一部を受講していただくこともできます。
A4 リワーク支援は雇用保険適用事業所の社員のみを対象とするプログラムのため、公務員の方はご利用いただけません。
A5 職場復帰可能かどうかはご本人の回復状況だけでなく、事業所の受け入れ態勢や受け入れに当たっての制度・条件整備、業務内容等企業側の要因も大きいため、 職場復帰 の可否の判断は事業所側で行っていただく必要があります。
A6 利用費用は無料です。
A7 ご本人に対しては生活のリズムや体調の把握、 職場復帰に向けた課題の整理、リワーク支援プログラム体験利用等を、 事業所に対しては職場復帰時の受け入れ態勢や考え方の確認のほか、リワーク支援期間中の支援内容の説明等を、また、主治医に対しては治療状況の確認等を行います。これらの対応についてはご本人と日程調整しながら、無理のないスケジュールで進めていきます。
A1 事業主相談で障害者雇用に関する事例提供をします。また、当センターでは障害者雇用セミナー(事業主支援ワークショップ)を開催し、障害者雇用に取り組む事業主同士が情報交換できる機会を設けています。
A2 当センターを含め、各支援機関が行う様々な実習制度があります。事業主のご要望をお聞きし、どの制度の活用が最適かを提案させていただきます。
A3 新規雇い入れ相談のほか、採用後の雇用管理の相談にも多数応じています。電話、来所、職場訪問等により対応いたしますのでご連絡ください。
A4 事業主の所在地を管轄するハローワークまたは当センターにご連絡ください。
A5 メンタル不調で休職中の方を対象にしたリワーク支援を実施しています。詳細は「リワーク支援」の項目をご覧ください。また、病気や事故の後遺症で高次脳機能障害のある方の職場復帰等の相談にも対応しています。お問い合わせください。
A6 社員向け研修の講師を派遣するほか、ジョブコーチ支援事業の活用をとおして、実際の現場で「どのように障害者と関わるか」、「指導方法やマニュアル等の用意はどうしたらいいのか」、「指導体制や職場環境整備はどうしたらよいのか」など障害者雇用のノウハウをお伝えします。