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生産性訓練を利用された事業主の方の声(マックスバリュ関東株式会社)

利用事業主の概要

マックスバリュ関東株式会社
・所在地:東京都江東区亀戸
・従業員数:正社員350名(令和3年3月現在)
・事業内容:首都圏を営業エリアとする、食を中心としたスーパーマーケット運営

買物体験型スーパーマーケット店舗

買物体験型スーパーマーケット店舗

支援の概要

課題と要望

 これまでの集合研修は、社内講師による会社の理念やヒューマンスキル的な教育に偏っていました。ヒューマンスキル的な教育に加え、マーケティングや組織のマネジメントを学習し、現場のリーダー(次期副店長・店長代行)を育てる研修となることを要望しました。
受講生は率先した自己学習を行い、将来的に会社をリードしていく人物に成長し、所管する部署の現状を分析・課題・対策を考えられる様な人材を育成したいと思っています。

提案内容

 難しい内容ではなく、「マーケティング戦略概論」のカリキュラムモデルを柱にして、スーパー・流通などの関連項目を多く取り入れ、身近な内容として受講者が積極的に前向きに参加できるように、また、できるだけグループディスカッションや演習を行うことができるようにカスタマイズしたカリキュラムを提案。

利用した訓練

訓練コース名:「マーケティング戦略概論」
訓練実施時期:令和4年7月
訓練実施機関:公益財団法人日本生産性本部
受講者数:10名

訓練を利用した成果

「マーケティング戦略概論」コースの訓練風景

「マーケティング戦略概論」コースの訓練風景

(1)受講生がビジネスのフレームワークに沿った考え方を学べた。
 マーケティングに関する基本的なフレームワークである4Pや3Cなどの分析を基礎から学ぶことができた。
(2)上記(1)に即して、所管する部署を俯瞰できるようになった。
 学びを復習し、自部署の諸数値を理解することにより、自部署の営業数値改善に活用できた。
(3)業務改善に繋げる取り組みが実行できた。
 研修後に半年間のフィールドワークを行い、その成果発表会を行った。幹部社員から直接机上学習を実務に反映した。
 フィードバックをしたことにより、学びが更に深まった。

利用者の声

利用事業主の声

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください

 次期店舗管理者の育成を図るため、会社指名制で10名の受講生に学習していただいた。その手始めとして、ビジネスマンとして必要なスキルである「マーケティング戦略概論」の研修を受講させた。
受講生は、「会社から指名されたこと」「必要な基礎知識を学ぶことにより無知を知ったこと」「その後、自発的に学習する 姿勢が身に付いたこと」により、 改めて継続学習が必要であることを認識したようである。それと同時に受講生同士がライバル意識を持って学びを実践し、幹部社員に成果発表をすることにより必然的にフィールドワークを行い、結果として自分の行動を俯瞰しプレゼンテーションの仕方も学ぶことが出来たと感じている。
 また、本研修受講にあたり、社長を含めた当社取締役が動機付けを行い、期中で上司が進捗確認や行動・学習を一緒に行ったことにより、会社への帰属意識も高まったと感じる。
 今後は更なる学習機会を設け、幅広い年代層にもこのようなカリキュラムを計画・実施したいと感じている。

訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

・マーケティングの学びが競合店との差別化のために、自店の現状を深く考えるための助けとなった。
・仕事する上で理解していると思っていたことや、新しい知識を改めて整理できた。
・主にPEST分析、4P分析について、ディスカッションを通して学び、自店・自分の売り場にも落とし込んで考えることで、今後の問題解決につなげられるよい機会であった。
・マーケティングの専門知識を学ぶのは初めてで今日得た知識で今後店長との話しがさらにレベルアップした内容になると感じた。