就職の希望等を把握した上で職業適性を評価し、必要な相談・指導を行い、これらを基に就職して職場に適応するために必要な支援内容・方法等を含む個々人の状況に応じた「職業リハビリテーション計画」を策定します。
就職又は職場適応に必要な職業上の課題の把握とその改善を図るための支援、職業に関する知識の習得のための支援、社会生活技能等の向上を図るための支援を行います。
就職又は職場適応に課題のある知的障害者、精神障害者などの雇用の促進及び職業の安定を図るため、事業所にジョブコーチを派遣し、障害者及び事業主に対して、雇用の前後を通じて障害特性を踏まえた直接的、専門的な援助を行っています。
ジョブコーチの支援は「雇用前(実習)」「雇用と同時」「雇用後」のどのタイミングでも実施できます。標準的な期間は、2~3か月です(1~7ヶ月の範囲で個別の状況に応じて設定します)。
ジョブコーチ支援の依頼は、働くご本人、事業主、支援機関等いずれからでも可能です。お気軽にお問い合わせください。
<支援機関の方へ>
支援機関の方にジョブコーチが行う各種支援技法に関する講習や体験会を実施することや、ジョブコーチと支援機関が協同で支援を実施することが可能です。まずは鹿児島障害者職業センターまで電話でご連絡ください。
うつ病等の精神疾患により休職している方、その方の復職を考えている事業主に対して主治医等と連携しながら、スムーズに職場復帰することを目指すリワーク支援を行っています(期間は標準的には3~4カ月程度です。個別の事情をふまえて短い期間設定の相談にも応じます)。詳細は下記をご覧ください。
国立職業リハビリテーションセンター、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、医療リハビリテーションとの連携のもと、全国の広範な地域から精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者等を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者を積極的に受け入れ、先導的な職業訓練を実施して指導技法等を他の障害者職業能力開発施設等に提供しています。