就職の希望等を把握した上で職業適性を評価し、必要な相談・指導を行い、これらを基に就職して職場に適応するために必要な支援内容・方法等を含む個々人の状況に応じた「職業リハビリテーション計画」を策定します。
職業評価では、面接・調査、作業検査、職業準備支援や実際の事業所の場面を活用した3~5日の評価等を実施し、ケース会議や個別相談で結果のご説明をしたうえで支援計画をたてていきます。
職業準備支援では、精神障害のある方及び発達障害のある方向けのカリキュラムを用意しています。
就職又は職場適応に必要な職業上の課題の把握とその改善を図るための支援、職業に関する知識の習得のための支援、社会生活技能等の向上を図るための支援を行います。(支援期間:4~12週間)
就職又は職場適応に課題のある知的障害者、精神障害者などの雇用の促進及び職業の安定を図るため、事業所にジョブコーチを派遣し、障害者及び事業主に対して、雇用の前後を通じて障害特性を踏まえた直接的、専門的な援助を行っています。
リワーク支援では、主治医との連携の下で、うつ病などのメンタル疾患により民間企業を休職されている方が、円滑に職場復帰し継続的に働くための支援を行っています。
リワーク支援の利用を希望される休職者や事業主の皆様からのご相談は、随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
企業を休職中のご本人・ご家族を対象としたリワーク支援の説明会を開催しています。なお、企業のご担当者向けの説明会は別途開催予定です。
国立職業リハビリテーションセンター、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、医療リハビリテーションとの連携のもと、全国の広範な地域から精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者等を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者を積極的に受け入れ、先導的な職業訓練を実施して指導技法等を他の障害者職業能力開発施設等に提供しています。