就職の希望等を把握した上で職業適性を評価し、必要な相談・指導を行い、これらを基に就職して職場に適応するために必要な支援内容・方法等を含む個々人の状況に応じた「職業リハビリテーション計画」を策定します。
一人ひとりに合った就職活動や適切な職業選択が行えるように、また、職場で安定して働き続けられるように相談、助言などを行います。
就職や職場適応に向けて、センター内での作業経験やカリキュラム・グループミーティング等を通じて、作業面・対人面に関するご自身の特徴(得意なこと、苦手なこと等)について理解を深められるようサポートします。
また、ひとりひとりの特徴に合わせて、職業上の課題解決に関するサポートを行います。
・期間と開始日は、ご相談のうえ決定します。
・費用は無料ですが、工賃・交通費等の支給はありません。
来春(2025年3月)に卒業予定の就職を目指している学生の方対象に、ナビゲーションブック(自己紹介書)の作成をし、伝えるための講習を行います。
申し込み方法やスケジュールについては、下記ご案内を参照ください。
※令和6年度夏期講習は終了しました。次回開催の予定につきましては決まり次第、当ホームページに掲載いたします。
ジョブコーチが定期的に職場を訪問し、障害のある方だけでなく事業主や職場の従業員に対して、ジョブコーチがいなくても職場適応し、安定した職業生活が送れるよう支援を行います。
支援開始のタイミングは次のいずれからでもご利用いただけます。
1.採用を前提とした雇用前の職場実習から
2.採用と同時に
3.雇用後の在職中の方に(休職からの職場復帰時含む)
支援期間の標準は2~3ヶ月になります。
うつ病などメンタル不調により休職中の方であって、主治医が職場復帰することを了解している方を対象として、事業主、主治医とも連携しながら職場復帰のための支援を行います。
リワーク支援は以下のような個別に必要な支援内容、支援スケジュールを設定します。(標準は12~16週間)
1.生活リズムの構築
2.集中力・持続力などの向上
3.ストレス場面で気分・体調の自己管理など
国立職業リハビリテーションセンター、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、医療リハビリテーションとの連携のもと、全国の広範な地域から精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者等を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者を積極的に受け入れ、先導的な職業訓練を実施して指導技法等を他の障害者職業能力開発施設等に提供しています。