障害のある方へのサービス

職業相談・職業評価

就職の希望等を把握した上で職業適性を評価し、必要な相談・指導を行い、これらを基に就職して職場に適応するために必要な支援内容・方法等を含む個々人の状況に応じた「職業リハビリテーション計画」を策定します。

職業準備支援

就職又は職場適応に必要な職業上の課題の把握とその改善を図るための支援、職業に関する知識の習得のための支援、社会生活技能等の向上を図るための支援を行います。

就職活動や職場定着に不安のある方などに対して、①作業遂行能力向上、②就職活動に関する知識の習得、③職場定着に関するスキル向上のため、作業・講座・グループワーク・個別相談などを実施し、今後の就職活動や職場定着へ円滑な移行を目指します。
一人ひとりの状況に応じて作成する「職業準備支援　個別カリキュラム」をもとに実施します。利用期間は概ね8～12週間（標準10週間）で設定し、当センターへの通所による支援となります（遠隔地で通所が難しい場合は宿泊による受講も可能ですのでご相談ください）。

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職場適応援助者（ジョブコーチ）による支援

障害のある方が働く企業に一定期間ジョブコーチが訪問し、本人と企業の双方に支援を行うサービスです。本人に対しては「職場適応に向けた助言・援助」を、企業に対しては「雇用管理に関する助言」を行います。特に、障害のある方を直接指導、サポートする担当者に対しては具体的なノウハウをお伝えします。

本人、企業、ハローワーク、学校・福祉等の関係機関等からの要請に基づき、支援計画を策定し、ご本人や企業の同意を得た上で支援を開始します。
採用前、採用と同時、採用後困った時など、様々な時期に実施できます。また、作業や対人面等の職場定着における課題の改善や、更なる職域拡大のための実施、指導社員に雇用管理のノウハウを習得してもらうための活用等、様々なニーズに応じた支援を提供いたします。

リワーク支援

うつ病等の精神疾患により、休職している方、休職者の職場復帰に取り組む事業主に対し、相談や各種プログラムなどの復職に向けた支援（リワーク支援）を行います。

リワークとは、return-to-work（復職）の略語です。休職者に対して、当センターへの継続的な通所を通じて、職場復帰に向けたウォーミングアップをサポートします。

その他の関連情報

広域障害者職業センターについて

国立職業リハビリテーションセンター、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、医療リハビリテーションとの連携のもと、全国の広範な地域から精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者等を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者を積極的に受け入れ、先導的な職業訓練を実施して指導技法等を他の障害者職業能力開発施設等に提供しています。