ハローワーク、障害者就業・生活支援センターをはじめ就労支援機関等に対し職業リハビリテーションに関する技術的事項の助言・援助をおこないます。
障害者職業センターの職業評価では、障害をお持ちの方の職業的アセスメントのひとつとして【厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)】を行っています。今回は、障害者就業・生活支援センター、就労移行支援事業所の職員の皆さまを対象に、GATBの解説、演習の研修を設けました。少人数で検査項目の意味や結果の読み方、活用方法について学んでいきます。
就労移行支援事業者、福祉機関、医療等の関係機関の就業支援担当者を対象に、効果的な職業リハビリテーションを実施するために必要な基本的知識・技術等の習得を目的とした研修を行っています。
この研修は、「障害者総合支援法に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準」の就労支援関係研修修了加算における「厚生労働大臣が定める研修」に該当します。
なお、この研修は、令和7年度より「雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修(基礎的研修)」に移行するため、令和6年度で終了します。
労働、福祉、医療・保健、教育等の機関の就業支援担当者(2年以上の実務経験をお持ちの方)を対象に、障害別(精神障害、発達障害、高次脳機能障害)の就業支援に関する実践力を修得していただくための「就業支援実践研修」を全国14エリアで行っています。
コース別講座は、発達障害コース、高次脳機能障害コース、精神障害コースの3つから選べます。なお、コース別に開催日程およびお申込み先等が異なります。
当機構では、社会福祉法人等に所属しており障害者雇用安定助成金(障害者職場適応援助コース)を活用して支援することが予定されている方を対象に、訪問型職場適応援助者を養成する研修を実施しています。
この研修は、集合研修と、実技研修から構成されており、当センターでは、実技研修を担当しています。
職場適応援助者養成研修および職場適応援助者支援スキル向上研修を修了された方に向けて、支援の実践ノウハウを学んでいただく機会としてサポート研修を実施しています。
就職を希望する障害のある方の支援、職場での不適応の恐れのある方への職場適応支援等を実施するに当たって必要となる福祉関係機関、医療関係機関、教育関係機関との連携を強化し強化し、障害のある方の円滑な職場適応を図ります。
この支援を通じて、必要なケース会議を開催し、職業リハビリテーションに係る技術情報を適宜関係機関職員に提供します。関係機関で就労支援に取り組むときに、障害のある方と事業主とを円滑に橋渡しできるように関係機関の求めに応じて職業リハビリテーションの分野から技術情報を提供します。
関係機関において、就職を希望する障害のある方の支援、職場での不適応の恐れのある方への職場適応支援等を実施するに当たって必要となる職業リハビリテーションに関する支援方法等について、体験的に習得していただくために、当センターの支援場面での実習を通した助言・援助を行います。
福祉、医療、教育機関等の利用者の就職促進の一環で、関係機関の利用者に対する職業講話、就職のための心構えの形成、利用できる雇用援護制度等を情報提供し、利用者が就職の動機づけを高めるための援助を行います。
障害のある方の雇用促進に必要となる福祉、医療機関の取り組みに協力し、必要に応じて委員会等への職員の派遣・参加に努めます。
また、就労支援機関が職業リハビリテーション分野での職員向けの研修会を開催する際に、必要に応じて講師として職員を派遣します。
当機構では、就業支援基礎研修を修了した方や一定程度の就業支援経験をお持ちの方に対して、さらなるスキルアップを図るための各種研修を実施しています。