当機構では、医療・福祉等の関係機関の就業支援担当者に対して、職業リハビリテーションに関する知識や障害者の就業支援に必要な技術の習得と資質の向上を図る研修を実施し、これらの人材の育成、確保を行っています。
職場適応援助者養成研修のほか、この研修を修了された方を対象として、職場適応援助者養成研修修了者サポート研修、職場適応援助者支援スキル向上研修及び職場適応援助者支援スキル向上研修修了者サポート研修を実施しています。
これらはステップアップ方式の研修体系になっており、職場適応援助者が継続的に学ぶ機会を提供しています。
なお、職場適応援助者養成研修修了者サポート研修、職場適応援助者支援スキル向上研修及び職場適応援助者支援スキル向上研修修了者サポート研修については、当機構以外の職場適応援助者養成研修機関(厚生労働大臣が指定する民間機関)が実施する養成研修を修了した方も受講いただけます。
職場適応援助者による援助を行う者を養成するため、地域障害者職業センターと一体的に職場適応援助者に必要となる専門的知識及び支援技術の修得を図るための次の研修を実施しています。
職場適応援助者養成研修を修了された方を対象にした研修です。
全国の各地域障害者職業センターで実施しています。
職場適応援助者として一定の実務経験を有する訪問型職場適応援助者及び企業在籍型職場適応援助者に対して、雇用管理やアセスメントに関する障害者や事業主への支援スキルの向上を図るための次の研修を実施しています。
障害者職業総合センターと大阪障害者職業センターで実施しています。
職場適応援助者支援スキル向上研修を修了された方を対象にした研修です。
全国の各地域障害者職業センターで実施しています。
労働、福祉、医療・保健、教育等の関係機関において就業支援を担当する方を対象に、就業支援基礎研修、就業支援実践研修、就業支援スキル向上研修及び就業支援課題別セミナーを実施しています。
これらはステップアップ方式で実施しており、一定程度の知識や実務経験を踏まえた内容の研修もありますので、段階的に受講されることをおすすめしています。
職業リハビリテーションの基礎的な知識・技術の修得を目的とした研修です。
全国の地域障害者職業センターで実施しています。
2年以上の実務経験を有する就業支援担当者に対して、障害別(精神障害、発達障害、高次脳機能障害)の就業支援にかかる実践力の修得を図るための研修です。
全国の14エリアの地域障害者職業センターで実施しています。
3年程度以上の実務経験を有する就業支援担当者に対して、障害別(精神障害・発達障害・高次脳機能障害)のコースを設定し、障害者職業総合センターにおける研究及び実践の成果を踏まえた就業支援技術のさらなる向上や障害者の就業支援に必要なヒューマンスキルの向上等を図るための研修です。
障害者職業総合センターで実施しています。
職業リハビリテーションの新たな課題やニーズに対応した知識・技術等の向上を図るための研修です。
障害者職業総合センターで実施しています。
障害者就業・生活支援センターにおいて、障害者の就業支援に携わる職員に対し、必要な知識や技術の習得と資質の向上を図るための研修を実施しています。
この研修は「就労支援関係研修修了加算」の対象ではありません。
対象者や出席旅費の詳細については、各都道府県労働局からの通知をご参照下さい。