障害者職業総合センター研究部門では、職業リハビリテーションサービスの基盤整備を目的とし、障害者雇用に関する研究・調査・開発、情報の収集・提供を行っています。
地域障害者職業センター等の施設や、教育・福祉機関等のニーズを踏まえつつ、職業リハビリテーションや障害者雇用施策に関連する次のような研究を行っています。
多様な障害の職業的特性の解明及び、それに対応した職業評価、職業指導、カウンセリング、職業能力開発等に係る職業リハビリテーション技法の研究・開発。
職域拡大、雇用管理、作業環境の改善等の具体的方法や、ジョブコーチの活用による支援など事業主に対する支援方法の研究。障害者の雇用拡大に役立つ就労支援機器やソフトウェアの研究・開発。
職リハ関係機関、公共職業安定所、医療・教育・福祉関係機関等の連携のあり方についての研究。その基盤となる総合的な職リハ情報提供システムの開発。障害者雇用に関する制度・施策に関する研究。
研究の成果については、調査研究報告書、資料シリーズ等の刊行物を関係施設、行政機関、事業主等に広く配布するほか、検査ツール・訓練教材等を作成し、職業リハビリテーション関係機関等に提供しています。
調査研究報告書・資料シリーズ
職業リハビリテーションに関する調査研究や実践の成果を広く周知するとともに、参加者相互の意見交換・経験交流をおこなう場として「職業リハビリテーション研究・実践発表会」を毎年開催しています。
職業リハビリテーション
研究・実践発表会
図書情報閲覧室では、職業リハビリテーションに関する図書、雑誌、政府刊行物、視聴覚資料等を中心に広く周辺領域の情報を収集し、閲覧、貸出を行っています。