職業準備支援
- 職業準備支援では、新たに企業への就職を目指す方や、在職者の職場適応、職場復帰などを支援しています。
- 一人ひとりの目標や課題に応じた個別の期間設定、カリキュラム作成を行うなど、オーダーメイド型の支援を提供しています。
留意事項
- 障害者手帳が無くても利用できます。利用は無料ですが、職業センターまでの交通費や昼食代などは自己負担となります。
- 初めて鳥取障害者職業センターを利用される場合、職業相談・職業評価の実施(数週間程度の期間)が必要になります。
職業準備支援の流れ
- 支援プラン作成のための職業相談・職業評価
- 支援プランの作成・提案
- 職業準備支援の実施
- 就職活動・職場適応・職場復帰
職業準備支援の内容
支援期間
- 期間は、最長12週間
- 開所日は、月~金
- 時間は、9:45~15:00(水曜日のみ12時で終了)
作業支援(当センターへの通所のみ)
- サービス系(ピッキング、弁当盛付・仕分け、ラップがけ、清掃、商品補充、在庫チェック)
- 製造系(コネクター組立・分解、ビーズ計量・袋詰め、にんじん袋詰め、仕分け)
- 事務系(数値チェック、ラベル作成、郵便物仕分け、封入、作業日報、物品請求書作成)
- PC系(数値入力、文書入力、検索修正、ビジネス文書作成、データ入力)
講習・講座(当センターへの通所またはオンライン)
- ストレス対処(ストレスの知識や対処法を習得したい、気持ち(考え方)を切り替えるのが苦手)
- 対人技能(職場のコミュニケーションを習得したい、自分の気持ちを上手に伝えるのが苦手)
- 体調管理(気分や体調管理の方法を習得したい、生活習慣(食事・睡眠・運動)を整えるのが苦手)
- 自己理解(自分の障害特性について整理したい、障害の開示・非開示について悩んでいる)
- その他(社会人基礎力、キャリア講習、問題解決技能、ビジネスマナー、履歴書作成、面接練習など)
個別相談
- 通所中の取組み内容の振り返り
- 新しい目標設定
- 具体的な活動(就職、職場適応、職場復帰)に関すること
利用パターン(例)
求職中
- ニーズ:集中して求職活動に取り組みたい
- 取組内容:講座・講習、作業支援、個別相談
- 通所頻度:12週間、週5日
支援機関通所中
- ニーズ:通所中の支援機関のプログラムにない講座を受講したい
- 取組内容:講座・講習
- 通所頻度:受けたい講座が ある時間のみ
内定している
- ニーズ:勤務開始日までの間に準備がしたい
- 取組内容:講座・講習、作業支援、個別相談
- 通所頻度:1~2週間
在職中
- ニーズ:働きながら転職活動をしたい
- 取組内容:講座・講習、作業支援、個別相談
- 通所頻度:仕事が休みの平日
休職中
- ニーズ:復職に向けた準備がしたい
- 取組内容:講座・講習、作業支援、個別相談
- 12週間、週3~5日
支援機関の方へ:実践を通じて行う就労支援ノウハウの提供
当センターでは、支援機関の方に対して、利用者に対する協同での支援、支援場面(カリキュラム)の見学・体験等を通して、職業リハビリテーションに関する就労支援ノウハウの提供(実施方法の解説)を行っています。