「就業意識向上研修」は、企業における中高年齢従業員・職場の活性化を支援するために、職場管理者に対しては中高年齢従業員の特性、活用方法等を、また、中高年齢従業員に対しては自己の職業能力特性を再認識させ、高齢期の職業生活に向けての意欲を高める等を中心とした就業意識向上研修を行うことを通じて、継続雇用制度の導入・定着等を中心とする年齢にかかわりなく働ける企業実現のための条件整備の推進を図ることを目的とした研修です。
※対象の事業主は、45歳以上の雇用保険被保険者を3人以上雇用している事業主です。
研修の種類 | 対象従業員 |
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職場管理者研修 | 中高年齢従業員や継続雇用者等で構成する職場管理者・監督者を対象 |
中高年齢従業員研修 | 概ね45歳以上の中高年齢従業員 |
事業主が就業意識向上研修の利用を依頼すると、都道府県支部で依頼内容を審査のうえ、当該事業主と都道府県支部との間で、就業意識向上研修の実施に関する確認書を取り交わし、当該研修を実施するのに最も適したアドバイザー等を選任・依頼して研修を行います。
就業意識向上研修に要する費用(アドバイザー等との契約額)は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構と事業主がそれぞれ2分の1ずつの負担となります。
就業意識向上研修の時間により最高限度額と負担額が異なりますので、下表をご参照ください。
就業意識向上研修の内容 | 最高限度額 | 事業主負担額 |
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(1)半日コース(4時間) | 60,000円 | (2分の1)30,000円 |
(2)1日コース(8時間) | 120,000円 | (2分の1)60,000円 |
(3)2日間コース(14時間) | 210,000円 | (2分の1)105,000円 |